クリノアルフォンス　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のアスカクリチャンはアフリート系のスターリングローズの仔で、アルゼンチン共和国杯と七夕賞に勝利し、札幌記念でも2着に入るなど重賞戦線を7歳まで走りました。本邦と香港で46戦7勝の成績で、2015年から種牡馬入りしています。これまでに血統登録された産駒は30頭ほどですが、その中からクリノドラゴンが交流重賞の浦和記念に優勝。またクリノアルバトロスはJRAダート短距離戦で3勝をマークしました。父は芝で活躍しましたが、産駒はJBCスプリントなどダート重賞6勝の祖父スターリングローズ同様にダートを得意としています。

いっぽうの母系ですが、母のクリノマカローンは未出走。伯母のクリノタカラモノは名古屋で2勝、叔父のライングローリーは名古屋で4勝、カネトシセレストは門別で1勝、叔母のヤマショウサッシュは盛岡で1勝をマーク。3代母のホールオブフェームからは弥生賞や毎日王冠など重賞7勝のバランスオブゲーム、目黒記念など重賞5勝のフェイムゲーム、マイラーズCなど重賞3勝のケイデンスコール、ダービー卿チャレンジT勝ち馬インダストリアが輩出。遡ると5代母ダイナサツシユの仔にマイルCSと阪神3歳Sを制したサッカーボーイがおり、ステイゴールドやショウナンパンドラなどとも同牝系です。

本馬は2024年8月17日の中京芝1400m新馬戦でデビュー。馬体重は458キロでした。ゲートの出自体はまずまずでしたが位置取りは中団の外となり、直線で追われてから伸びがなく勝ち馬から3秒4差の殿18着に敗れています。
その後は成長を促すべく放牧に出され、今年1月15日の園田1400m交流戦で復帰。ここでも中団の外からの追走となり、3～4コーナーからは手応えが怪しくなり8着での入線。1着馬との着差は1秒8でした。
放牧で成長を促しましたが、心身ともに成長途上な現状です。前走の交流戦でもスピード不足が否めず、頭数整理の都合もあり今回のオークションへ出品させていただきました。
環境を変えて地方でレースを使いつつ、成長を待ちたいところです。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※グリーンファーム甲南（滋賀県甲賀市甲南町新治）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
1月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：栗本 依利子（インボイス登録あり）