ササヤキ　　セン５歳　　※中央競馬　登録抹消

ササヤキをご紹介いたします。

父アドマイヤムーンは現役時にドバイデューティフリー (G1)、ジャパンC (G1)、宝塚記念 (G1) などを制し、2007年の年度代表馬に選出されました。種牡馬入り後はそのスピードを産駒に伝え、ファインニードルやセイウンコウセイなどのG1スプリンターを筆頭に、これまでに8頭の重賞勝ち馬を送り出しています。

本馬のきょうだいにはJRAのダート競走における活躍馬が名を連ねており、３勝を上げたショーグン、カトレア賞では後の高松宮記念勝ち馬のナランフレグを破り2着入着を果たした２勝馬キンゲン、NARにおいてもパイロスコープが大井、高知競馬場で６勝を上げています。

本馬は2022年11月26日、阪神・ダート1800ｍの新馬戦においてデビューしました。14番枠から3番手の好位につけると、直線でも最後まで粘り込みを図り、３着でゴール。勝ち馬から１秒5差離されましたが、勝ち馬のオーサムリザルトは現在７勝を上げ、うち重賞２勝の活躍ぶり。そして、2着馬クールミラボー、本馬が０秒４差に負かした５着馬ディープリボーンも現オープンクラス馬という強豪ぞろいの中、本馬も健闘しました。
2戦目は同年12月11日、中京・ダート1800ｍ戦に出走。スタートで少し遅れたため序盤は10番手の後方を追走しましたが、向正面で一気に2番手まで進出。上がりタイム2位となる38秒５の脚でしぶとく伸びると、ラスト100ｍあたりで差し切り、初勝利を手にしました。

昇級後は６、４着と一走ごとに着順を上げ、5戦目となる2023年10月15日、京都・ダート1800ｍ戦では２番手から2コーナーで先頭に立ってレースを進めると、ゴール直前まで粘り込みクビ差の２着。中１週で挑んだ同舞台での6戦目（同年10月29日）では、2番枠からスタートを決めてハナを奪い、余力十分に直線に入ると、上がりタイム2位となる39秒５の脚で後続を突き放し、２着馬に５馬身差をつける圧勝で２勝目を上げました。

2勝クラスに昇級した初戦（2024年3月９日）は、後方12番手からの競馬となって持ち味を発揮できず２秒９差の12着。このレース後に去勢手術を行った後３戦を消化しましたが、勝ち星を上げる事は叶わず、この度の上場となりました。

明け５歳馬ですが、キャリアは未だ10戦と使い込まれておらず、フレッシュな状態をキープしております。未勝利戦においては、後の重賞勝ち馬とも上位争いをしていた実力の持ち主ですので、新天地でさらなる鍛錬を積み、活躍してくれることを願っております。

なお、本馬の現状は、以下の通りです。

・気性が大変難しく、坂路下でラチ沿いに止まって動かなくなったり、進むのを嫌がって回転したりするため、周回コース中心で調教されていました。2024年7月に転厩した理由は、気性の問題でどの施設でも栗東トレセンで調教できなくなったためですが、美浦に環境を変えてからは大きな問題は起きておりません。

・2024年6月20日に去勢手術を実施しました。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。その他に特殊馬糧費の請求があります。
1月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）