メイショウオーパス　　牡10歳　　※地方競馬　在籍

父メイショウボーラーはデビュー4連勝で小倉2歳S、デイリー杯2歳Sに優勝。その後のG1ではあと一歩勝ち切れない競馬が続きましたが、4歳を迎えてダートに舞台を移すと詰めの甘さが解消。ガーネットS、根岸SとG3を連勝し、続くフェブラリーSで待望のG1初制覇を飾りました。その後は白星から遠ざかったものの、スプリンターズSで2着に食い込むなど、スピードを生かす距離ならば芝・ダートを問わずに活躍を続けました。種牡馬としても芝・ダートの双方で一流馬を輩出しており、ニシケンモノノフ（JBCスプリントなど交流重賞4勝）、エキマエ（兵庫CS）、ラインミーティア（アイビスサマーダッシュ）、ショーウェイ（ファンタジーS2着）などが活躍。フジラプンツェル（プリンセスCなど盛岡重賞3勝）、ダンツブルース（佐賀・大観峰賞）、ブレシアイル（水沢・ビギナーズC）といった地方競馬の重賞勝ち馬も数多く送り出しています。

一方、母系を見ますと、母マンハッタンミート、祖母ダノンエトランゼルともに中央で勝ち上がりを収めています。半妹にターコイズS連覇、秋華賞5着など重賞戦線において息長く活躍を続けたミスニューヨーク、半弟に阪神の芝1800ｍで新馬勝ちを果たしたトップオブザロックと活況を極めており、近親にはリステッドレースを含む北米で12勝を挙げたRare Friendsらが存在。さらに遡れば、名繁殖牝馬Flower Bowlの血が浮かび上がる米国屈指の名門ファミリーの出身です。

2歳夏にJRAよりデビューし、同年秋の京都・2歳未勝利（ダ1400m）で初勝利を飾り、続く中京・寒椿賞（ダ1400m）では単勝1.1倍の圧倒的1番人気だったミスターメロディ（のちのG1・高松宮記念優勝馬）を破り、さらに当時の2歳コースレコードもマークしました。3歳秋以降は芝に矛先を変え、4歳2月の阪神・4歳以上2勝クラス（芝1400m）、5歳10月の京都・長岡京S（芝1400m）に勝利し、オープン入りを果たしました。6歳春には再びダートに活路を求め、L・栗東S（ダ1400m）では見事な直線一気で勝利しました。芝、ダートを問わず、短距離で強烈な個性を発揮したところは、いかにも父メイショウボーラー譲りといったところでしょうか。

昨年6月には高知へ移籍。一番下のC3クラスに格付けされ、ダ1300、1400mで3戦連続2着、また園田での高知、兵庫交流戦で5着に入るなど、堅実な走りを見せてくれました。そして、昨年12月からは兵庫へ転入。ただ、一番下だった高知から一転して、今度は一番上のオープンクラスの格付けになったということもあり、12月30日の園田・オッズパーク2024杯（ダ2400m）が10着、前走1月21日の姫路・A1A2 4歳以上特別（ダ2000m）が5頭立ての5着と、厳しい結果となってしまいました。

今年で10歳となりましたが、競走馬としてまだまだ十分やれる力を備えていますし、条件や相手関係などを考慮して他場へ移れば、もうひと花咲かせることも可能だと思います。即戦力をお探しの方にぜひおススメです。

なお、昨年12月30日のレース後に、左の股関節が外れたようですが、幸いすぐに入ったようで、その後も問題なくレースを使うことができました。また、JRA在籍時も特に大きな問題はありませんでした。

過去の病歴など、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
兵庫ではオープンなので、現状の力、それから相手関係を考えると、今後も厳しいと思います。条件が変われば、まだまだやれる馬だと思いますので、頑張って欲しいですね。（園田競馬西脇・橋本忠明調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ホースライフ（兵庫県西脇市合山町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本 好雄（インボイス登録あり）