コウバイ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のマツリダゴッホはサンデーサイレンス直仔の有馬記念馬。ほかにオールカマーを3連覇するなど重賞通算6勝をマークし、2010年からスタッドインしています。初年度産駒のウインマーレライがラジオNIKKEI賞を制し、その後もロードクエストが新潟2歳S、京成杯オータムH、スワンSと重賞を3勝しNHKマイルCでも2着。さらにマイネルハニーがチャンレジC、クールホタルビがファンタジーS、リンゴアメは函館2歳Sに勝利しています。またアルマワイオリは朝日杯FSで2着に入っています。父は中長距離を得意としましたが産駒は短距離でも走っており、また芝、ダートを問わない活躍を見せています。

いっぽうの母系ですが、母のハナガスミは未出走。半兄のヘッズは南関東で9勝、コハクは大井で2勝、アカツキは笠松で2勝、タチは佐賀で3勝、半姉のハルゲシキは船橋で2勝しています。2代母のミラーズタイムはJRAで3勝をマーク。3代母で愛G3パークS2着馬のミラーズラスからは愛G3ロイヤルホイップS勝ちのカマクラ、米重賞2勝のブルーバイエム、英伊で重賞制覇のチューマーンアイランドが出ています。また一族には米G1ワシントンDC国際を制したプロヴィデンシャル、仏G1マルセルブサック賞勝ちのプレイイットセイフ、英G1レイシングポストトロフィー馬サラトガスプリングズがいます。

本馬は2024年10月6日の新潟ダート1200m新馬戦でデビューし10着。馬体重は426キロでした。中団グループからの追走となり4コーナー手前あたりから置かれ気味となったものの、そこからバテることなく3秒4差で入線しています。
その後は放牧で立て直され、12月14日の中京ダート1400m戦へ出走。先行集団のすぐ後ろ、5、6番手のインからレースを進めて直線を迎えます。もっとも坂の上りあたりから手応えが怪しくなり、1着馬から2秒3差離された13着に敗れました。
そして1月25日の中山ダート1200m戦では中団6、7番手から追走しますが、直線で伸びがなく9着敗退。勝ち馬からの着差は2秒2でした。
ここまで3戦に使われましたが、心身とも成長途上にあり体力不足が否めない現状です。そこでJRAでの続戦を諦め地方でリスタートしたほうがいいとの判断から、今回のオークションへの出品となりました。
きょうだいも地方競馬で勝ち鞍をあげており、本馬も使いつつ力を付けていってくれればと考えています。

なお本馬は馬運車への乗車が苦手なところがあります。フラットな位置からの乗車だと問題ありませんが、スロープ状の位置での乗車を嫌います。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
2月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：中村 勝彦（インボイス登録あり）