ドナヴィーナス　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

父スワーヴリチャードは共同通信杯で重賞初制覇を飾り、皐月賞6着を経て、日本ダービーではレイデオロの2着に好走。3歳秋以降はアルゼンチン共和国杯、金鯱賞と重賞勝ちを重ね、4歳時の大阪杯で待望のG1タイトルを奪取します。その後は安田記念、ジャパンC、ドバイシーマクラシック、宝塚記念いずれも3着と悔しい競馬が続きましたが、5歳時のジャパンCで2つ目のビッグタイトルを手にし、続く有馬記念12着を最後にスタッドインとなりました。種牡馬としての活躍も目覚ましく、ファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝いた2023年、牝馬でホープフルSを制したレガレイラは1年後に3歳牝馬として64年ぶりの有馬記念制覇。他にも菊花賞馬アーバンシック（セントライト記念）やコラソンビート（京王杯2歳S、阪神JF3着）、スウィープフィート（チューリップ賞、桜花賞4着）、アドマイヤベル（フローラS）などが父の名声を高めています。

母系に関しては、他のきょうだい2頭は未勝利ですが、母スパイチャクラがJRA芝3勝。3代母Karlafshaは仏国のリステッド勝ち馬で、近親にKarasta（英G3メイヒルS、仏G1マルセルブサック賞2着）、Kasthari（英G2ドンカスターC）、Kargali（愛G3グラッドネスS）がいます。

本馬は、2023年6月11日の阪神芝1200mでデビュー。8頭立てで先手を取り、直線で勝ち馬にかわされたものの、0秒5差の2着に食い下がります。次戦は2カ月後の小倉芝1200mで、ここでも8頭立てで逃げの手に出ると、直線も脚いろは衰えず2馬身差で逃げ切り、初勝利を収めました。

中2週で臨んだ小倉2歳Sは10頭立ての8着ながら、引き続き逃げて0秒5差と、上々のスピードを披露。2カ月あけての福島2歳Sは15頭立ての10着（1秒0差）、中2週のさざんか賞（阪神芝1200m）は10頭立ての7着（0秒9差）と、ともに控える形で精彩を欠きましたが、5カ月あけてのはやぶさ賞では初めての新潟千直でも先手を取り、しぶとく粘って0秒3差の3着に好走します。中3週で2番手を進んだ京都芝1200mでは13頭立ての11着（1秒7差）に敗れましたが、1カ月半後の新潟千直では18頭立ての④番枠から逃げてクビ差の2着に好走。不利な内枠から勝ち負けに持ち込み、2勝目も近しと思わせましたが、以降は4戦して4着が最高。前走は2カ月半ぶりの実戦で先週2月2日の小倉芝1200mに臨みましたが、18頭立ての2番手から伸びを欠き、2秒4差の最下位に終わっています。

1勝クラスでは厳しい現状です。地方でリスタートし、小回りで先行力を生かしてくれれば、まだまだ飛躍が望めるのではないでしょうか。

2023年12月2日出走後、5カ月の間隔があいていますが、馬体調整による休養です。

なお、現在全身に皮膚病が見受けられます。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
2月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：山田 貢一（インボイス登録あり）