バーミリオンクリフ　　牡６歳　　※中央競馬　登録抹消

デビュー戦となった2歳9月の中山・芝1800m戦では、3番手を追走し、直線入り口で横一線の争いに加わりましたが、直線半ばで失速し9着でした。NF天栄で短期放牧を行った後、2戦目となる11月の東京・芝1600m戦では中団を追走し、最後の直線で鋭い末脚を見せて早々と先頭に立ち、そのまま押し切って初勝利を飾りました。1勝クラスの3歳2月の東京・芝1400m戦では、中団を追走し、最後の直線で長く良い脚を使って追い込み、勝ち馬から0秒3差の3着に入っています。1戦消化した後、8月に左前脚を挫跖した影響で蹄が横に小さく割れ、わずかに空洞ができていることが確認され、治療を行いました。蹄の状態が回復し、復帰戦となった4歳4月の中山・芝1600m戦では9着。その後、芝1500m～芝1800mのレースに6戦しましたが、勝ち馬との差は大きくなかったものの勝ちきることができませんでした。ダートに出走した5歳3月の中山・ダート1800m戦では道中先頭に立ちましたが、4コーナーで後続に並びかけられると直線で一杯になり、11着に敗れました。闘争心が以前に比べて薄れてきたことから、ブリンカーを着用して臨んだ5月の新潟・三国特別（芝1600m）では、ブリンカーの効果は見られたものの、勝ち馬から0秒8差の11着でした。続く７月の福島・南相馬特別(芝1200m)に出走して７着でしたが、騎乗した騎手より「1200ｍ戦は向いています。スムーズであればさらにやれたと思います」と話がありました。その後、直線競馬の芝1000m戦に出走しましたが勝てず、障害戦へ転向することになりました。障害戦2戦目となった2月1日の小倉・障害未勝利戦では、中団を追走し、道中は無難な飛越で進みましたが、2周目の4コーナーで急に失速し10着に敗れました。レース後の馬体検査で両鼻からの出血が確認され、肺からの出血と診断されました。鼻出血の発症と近走の成績を考慮し、ここを限界と判断し中央競馬を抹消して、オークションに出品することとなりました。ダートは1戦のみの出走で結果を出せませんでしたが、クラスが細かく分かれている地方競馬であれば活躍の可能性があるかもしれません。新たな環境での変わり身に期待します。なお、本馬は両前脚の歩様の出に硬さがみられます。

以下の公表事項をご確認ください。
・2022年8月　左前蹄が小さく横に割れていて、わずかに空孔ができていました。2023年1月に騎乗運動を再開し、2023年4月に出走しています。
・現在左前肢外側に骨瘤が見受けられます。


※2025年2月1日の競走中に鼻出血を発症。「鼻出血による出走制限（2025年3月1日まで出走できない）」を受けています。
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
2月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) サンデーレーシング（インボイス登録あり）