ジャガンナート　　牡５歳　　※地方競馬　在籍

父キタサンブラックは3月1月のデビューから3連勝でスプリングSを制し、皐月賞で3着。日本ダービーでは14着と失速したものの、秋はセントライト記念Vから菊花賞に挑み、距離不安説を覆して戴冠を果たしました。4歳時は天皇賞・春で2度目のG1制覇を果たし、秋にはジャパンCを制覇。5歳時にも大阪杯、天皇賞・春、秋、有馬記念とG1タイトルを積み重ねました。オーナーが歌手の北島三郎さんということもあり、競馬ファン以外にも認知されたスターホースです。産駒のデビューは2021年。初年度から天皇賞・秋、有馬記念を勝って年度代表馬となったイクイノックスという大物を送り出した他、ガイアフォースも重賞勝ち。2世代以降もラヴェル、ソールオリエンス、スキルヴィング、クロワデュノールと重賞ウイナーを送り出しています。また、ダートでもウィルソンテソーロがJBCクラシックを制覇。産駒は舞台を問わずに活躍中で、生産界をリードする種牡馬です。

母系を見ますと、母カノヤトップレディはJRAの芝で2勝。半兄にはJRA3勝ののち兵庫のA級で活躍し、サマーチャンピオンで2着になったコウエイアンカがいるなど、きょうだいは堅実に走っています。伯母にセントウルSや、アイビスサマーダッシュを連覇したカノヤザクラ、セントウルS2着のパイアンといった快速馬がおり、近親にはショーム、デアフルーグといったダートのオープン馬の名前も。さらに溯れば欧州で多数の活躍馬、種牡馬を送り出している名門です。

本馬は2022年8月7日に新潟芝1600mの新馬戦でデビューし、最下位の16着。その後は適度に休養を挟みながらキャリアを積みましたが、思ったように成績を上げることができず、6戦0勝でJRAの登録は抹消。門別へ移籍しました。
転入後2戦は1200m戦を使い差す競馬をしましたが、3戦目から距離を延ばして先行力を発揮する格好へ。4戦目の1700m戦で2着に食い込むと、6戦目の1800m戦では早めスパートから鮮やかに抜け出し、初勝利をマークしています。そして、このシーズン終了のタイミングで、名古屋へと移籍しました。
名古屋では初戦から1500mのC20組戦を快勝し、翌年1月には笠松1600m、名古屋1500mと連勝。3月には同舞台でB7組戦も勝利を順調にステップアップ。5月にも同舞台でB4組戦を勝利し、通算6勝目をマーク。この一戦を最後に大井へと移籍しています。
大井ではC1格付けとなり、当初は1600mで先行する競馬を見せていましたが思うように成績が上がらず、昨年末からは差す競馬にもシフトしたものの、成績はひと息。現級では壁を感じさせることから、このタイミングでオークション出品を決断いたしました。
父キタサンブラック、母の父キングヘイローはイクイノックスと同じ配合で、成長力を十分に秘めていますし、馬格もしっかりしています。名古屋での走りを見ても、他場であれば十分に戦っていける力を秘めていると思いますし、新たなオーナー様の下でのさらなる活躍を期待しております。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
もともと息遣いの悪い馬で、その状態で競馬を使ってきましたが、転厩前の牧場の検査では喉鳴りではないという話でした。（大井競馬・月岡健二調教師）


※旋回癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
2月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：山藤賢 (株)（インボイス登録あり）