マイブレイブ　　牡６歳　　※地方競馬　在籍

父アジアエクスプレスはヘニーヒューズ産駒の米国産馬で、新馬戦、オキザリス賞とダートで連勝。その後は全日本2歳優駿を目指していましたが、除外されたため、芝の朝日杯FSに駒を進めます。すると、初芝にもかかわらずメンバー最速の上がりタイムで差し切り、無傷3連勝でG1制覇を果たし、2013年のJRA賞最優秀2歳牡馬に選出されました。3歳初戦のスプリングSで2着となり初黒星を喫し、続く皐月賞も6着に終わると、ダート路線に復帰。夏のレパードSで2つめの重賞タイトルを手に入れます。その後は骨折や脚部不安に悩まされ、白星を挙げることはできませんでしたが、ダート路線で高い潜在能力を示しました。産駒は2020年にデビューし、ワールドタキオンがエルムSで2着になるなどダートを中心に活躍。芝でもピューロマジックが北九州記念を勝ちました。地方競馬での重賞勝ちも目立っており、門別ではソロユニットがデビュー2戦目から5連勝でエーデルワイス賞を制して、最初の交流重賞勝ち馬となっています。

母系を見ますと、母ラペルナは南関東で2勝。現4歳の半弟マイベネラブルは門別で1勝を挙げて船橋に移籍し3連勝。盛岡に遠征して重賞のオパールCで2着になるなど活躍しています。伯父のアメイジアが南関東で東京湾Cなどに勝利し、ドリームインパクトが佐賀で11勝をマークするなど、母のきょうだいは9頭が地方競馬で白星。祖母クロイヒトミは笠松で2勝を挙げました。3代母オイデオイデは笠松で3勝を挙げ、重賞のプリンセス特別で2着。直近に目立った大物は出ていないものの、地方競馬を中心に堅実に走っている一族となります。

本馬は2021年6月24日に門別1700mの新馬戦でデビューし2着。その後、同距離で2戦してともに0秒1差の3着となり、この3戦ののち船橋へと移籍しました。
転入初戦となった1500mの未勝利戦では1番人気に支持され、2番手追走から逃げた馬との一騎打ちを制して初勝利をマーク。これで勢いに乗って重賞の平和賞に挑むと、好位の内で脚をためて運び、直線も狭いスペースを抜け出す好内容。勝ったライアンの決め手がわずかに上でしたが、0秒1差2着と上々の走りを見せました。
続く1500mの一組戦でも2着に入ると、年内はもう1戦。大井1800mの選抜戦で前半は少し後手に回ったものの、早め早めに押し上げてメンバー最速の上がりタイムをマークし1馬身半差で完勝。2勝目をマークして2歳戦を終了しました。
3歳前半は重賞路線にチャレンジ。タイトル獲得はなりませんでしたが、雲取賞4着、東京湾C、黒潮盃、戸塚記念で5着と、世代トップクラス相手に善戦しました。秋以降は川崎2000mのB1下で2着。大井2000m、船橋1800mの3歳限定準重賞で3着と、距離、コースを問わずに安定した走りを見せています。
3歳戦終了後はひと息入れ、4歳時は4月から始動。2戦目に1500mのB1下特別を好位抜け出しの盤石の競馬で制し、2歳時以来の白星をマークしました。ただ、その後は少し伸び悩み、4歳時はこの1勝だけ。5歳時の昨年は大井への転厩もあって比較的安定した走りを見せ、8月に1650mのB1下を逃げ切って勝利を挙げると、続く1400mのA2下でも0秒6差の4着と差のない競馬を見せました。
昨年末以降の3戦は掲示板に上がれておらず、クラスの壁を感じさせるようになってきたこともあって今回のオークション出品を決めましたが、ここ数戦も決して大きく崩れたわけではなく、パフォーマンスが落ちている感じはしません。馬格、先行力があって舞台を選ばずに頑張ってくれると思います。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
他場で相手関係が変われば、やれるだけの力をもっている馬です。なお、ゲートの駐立で少しソワソワして出遅れたことがあります。大井では尾持ちはしていませんでした。（大井競馬小林・真島大輔調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ゴリンファーム（千葉県香取市大根・相川牧場内）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。 
2月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：安川 幸彦（インボイス登録あり）