クラリフィエ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のミスターメロディはスキャットダディ産駒の米国産馬で、2019年の高松宮記念に優勝。ほかにファルコンSに制しダートでも2勝をあげ、阪神Cで2着、セントウルSでは3着に入るなどしました。2021年からスタッドインしており、現3歳世代が初年度産駒となります。これまでにJRAでは7頭が勝利をあげており、クラスペディアが小倉2歳Sで2着に入りリステッドのクロッカスSに勝利。またスリールミニョンはオープンのききょうSの勝ち馬です。地方競馬ではオリコウデレガンスが川崎の重賞・ローレル賞で2着となっています。

いっぽう母系ですが、母のフェスティヴレディは未勝利。きょうだいは半姉のメイショウユリシスが2勝、ミヤマガールは園田で5勝、ロジェは笠松で4勝、半兄のメイショウナオマサは金沢で2勝しています。叔母のメイショウスザンナはクイーンSの勝ち馬で、叔父のキタノヴィジョンはJRAダートで5勝をあげ交流G1の南部杯で3着に入っています。遡ると3代母のメイシヨウスキーの仔にフェブラリーHの勝ち馬でJRA最優秀ダートホースに選出されたメイショウホムラ、一族には阪神3歳牝馬Sを制覇したアインブライドやラジオたんぱ賞を制しオークス3着のホクセーミドリなどの活躍馬がいます。

本馬は2024年9月28日の中山ダート1200m新馬戦でデビュー。馬体重は450キロでした。ゲートの出は悪くありませんでしたが、芝からダートに入ったあたりから追走に苦労するようになり最後方からの競馬となりました。結果、1着馬から8秒0、15着の馬からも3秒9離された16着に敗れ、タイムオーバーによる出走制限を課せられました。
2戦目は11月2日の福島芝1200m戦で、後方のインからレースを進めました。直線で内から少しずつ差を詰めましたが、16頭立ての10着でのフィニッシュ。勝ち馬からの着差は1秒7差でした。
その後調教を進める中で左前膝裏が腫れ、跛行が出ました。検査をすると左前橈骨外骨症による左前深屈腱炎との診断で、11月28日に屈腱部を圧迫している骨を削る手術を実施。見舞金18号（屈腱炎9か月）の適用となり、このたびのオークションへ出品となりました。
12月26日から放牧に出ており、現状はマシン運動を60分消化しており歩様は問題ありません。また脚への負担を考え現在は蹄鉄を外していますが、削蹄は行っています。
復帰まではお時間をいただくことになりますが、近親馬のように地方のダートで能力を発揮してくれるのではないかと考えています。
なお本馬は幼い気性で、チャカチャカする時があります。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2024年11月に左前橈骨外骨症による、左前肢深屈腱炎の診断を受け、事故見舞金18号（JRAの施設内で発生した屈腱炎により9ヵ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。11月28日に屈腱部を圧迫している骨を削る手術を実施しています。

※本馬の馬体重は453㎏（2月12日現在）です。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※サクライステーブル（茨城県牛久市奥原町下山・高橋トレセン内）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。午後の退厩の場合、預託料をご負担いただきますのでご承知おきください。  
2月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉田 勝利（インボイス登録あり）