クリノオデッセイ　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のダノンシャークはディープインパクト産駒で、マイルCSの勝ち馬。ほかに富士Sと京都金杯を制し、安田記念では3着に入るなど2歳から8歳まで長きにわたって活躍して通算7勝、重賞では3勝2着6回3着3回の成績でした。2017年から種牡馬入りしており、初年度産駒のシャークスポットがJRAで3勝クラス入りを果たし、タイキドミニオンとテリーヌは2勝しました。いっぽう地方競馬ではこれまでに31頭が勝利しており、ポストモダンが佐賀と笠松で計7勝、ダノンワンナップは園田で4勝、ナナドリームは川崎で3勝後に岩手で1勝をマークしています。

いっぽうの母系ですが、母のクリノミユキチャンは大井で3勝をマークしてJRAへ再転入。きょうだいは半兄のクリノスラッガーが名古屋で2勝、半弟のクリノノヴァエは佐賀で2勝しています。2代母のライデンガールは笠松で5勝し、重賞のサラ・プリンセス特別に勝利。伯父のランキングがJRA4勝後に浦和で1勝、伯父のシゲルネーブルはJRA1勝後に佐賀の重賞・耶馬溪賞で2着、サンアルパインもJRAで1勝をマーク。遡るとクイーンCを勝った5代母のイチコの仔アンセルモは牝馬東タイ杯とクイーンS、孫のオギティファニーはダービー卿CTを制覇しています。

本馬は2024年1月13日の京都ダート1800m新馬戦でデビュー。馬体重は474キロでした。まずまずのスタートから先行集団を追走しまたが、4コーナーから伸びがなく12着での入線。勝ち馬からの着差は3秒5でした。
中2週のダート1400m戦を9着した後、中1週の同距離戦では好位からレースを進め4コーナーでは先頭に並びかけますが、直線で上位勢に置かれてしまい1秒0差の4着。もっともその後の2戦では11着、13着と勝ち上がれず、9月の中京からは障害へ転戦します。
障害初戦で12着後、10月の新潟では3、4番手追走から5着に入線。その後は腰の疲れをとるために休養に入り、今年1月18日の中山から再始動し10着。2月8日の小倉では1着馬から7秒1差の8着に敗れています。
平地未勝利後に障害戦を使ってきましたが、ここまでのレース内容から勝ち上がりが厳しいと判断。頭数整理の都合もあり、今回のオークションへ出品いたしました。
平地未勝利戦で掲示板に載った経験からも、地方の環境でリスタートすれば活躍してくれるのではないかと考えています。

なお、現在全身に皮膚病が見受けられます。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
2月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：栗本 依利子（インボイス登録あり）