ドナアフロディテ　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のドレフォンはストームキャット系のジオポンティ直仔で、3歳時にキングズビショップSとBCスプリントを制いてエクリプス賞最優秀短距離馬に選出。4歳時にはフォアゴーSに優勝し、翌2018年から本邦で種牡馬入りしています。初年度産駒のジオグリフが皐月賞馬となり、その後も豪G1・VRCメルボルンC2着のワープスピードをはじめ多数のオープン馬を輩出。昨年はアンデスビエントが関東オークス馬を制し、ミッキーファイトはレパードSと名古屋大賞典に勝利しジャパンダートクラシックで2着。今年もウォーターリヒトが東京新聞杯を制覇しました。産駒は芝、ダート、また距離の長短を問わず活躍しています。

いっぽうの母系ですが、母のラブジュリエットは未出走。きょうだいは半姉のジュリーハーツが2勝、カリーナアンジェロは盛岡で2勝、半兄のセイウンロミオがJRA2勝、オースミカムイは兵庫で4勝、ハクサンアローは船橋で1勝をあげています。伯母のオースミハルカは府中牝馬Sなど重賞を4勝しエリザベス女王杯でも2度の2着、同馬の仔で本馬の従兄弟にあたるオースミイチバンはダイオライト記念など交流重賞2勝、また伯父のオースミグラスワン新潟大賞典の勝ち馬です。遡ると4代母のトサモアーは阪神3歳Sを制し、その孫リキエイカンは天皇賞（春）と阪神3歳Sに勝利しています。

本馬は2022年の北海道サマーセールで880万円にて取引されています。
2023年10月7日の京都ダート1800m新馬戦でデビューし8着。その後は未勝利戦を5戦使われて掲示板に載ることができませんでしたが、2024年7月9日に金沢1500mの交流戦に出走。4、5番手を追走し3コーナーから前との差を詰めていくと、ゴール直前で先頭に立ち1着。初勝利をあげました。
昇級初戦となった10月の京都ダート1400m戦では1着から0秒8差の5着。11月の福島ダート1700m戦で15着後は休養を挟み今年1月の京都ダート1400mで復帰するも勝ち馬から1秒3差の12着。2月10日の同距離戦では後方3頭目からの追走となり、直線でも伸びがなく15頭立ての12着敗退。1着馬との着差は2秒2差でした。
ここにきて競馬で気難しい面が出てきたこともあり、チークピーシーズを試すなどしましたがうまく噛み合いません。環境を変えて、この馬の良さを出すべく今回をオークションへ出品させていただきました。
金沢で勝利経験があるようにダートの短距離で地方ならの感もあり、使いつつの変わり身に期待したいところです。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・両前ラバー鉄装蹄
・全身皮膚病

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
2月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：山田 容子