カルドゥッチョ　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父ヘンリーバローズはディープインパクト産駒で、2歳夏の新馬戦では後の日本ダービー馬ワグネリアンにハナ差惜敗。続く未勝利戦では4馬身差圧勝を飾りますが、脚部不安により長期休養を余儀なくされました。復帰はかなわず、4歳時の2019年6月に引退しましたが、その生まれ持った好馬体、同年に生まれた全兄シルバーステートの初年度産駒の高い評判もあり種牡馬入りしました。JRAでは2年目の産駒であるジェットマグナムが芙蓉Sに勝利。地方競馬では初年度産駒のウェラーマンが園田・兵庫優駿2着、菊水賞3着、2年目産駒のラポジートが水沢・ビギナーズC勝ちと、重賞活躍馬を送り出しており、人気を集める全兄シルバーステート同様に今後の飛躍が期待されます。

母系に関しては、近親にShe’s Classy（米G1ハリウッドスターレットS2着、デルマーデビュタントS3着）がいます。母プレミアステイタスはJRA芝2勝。兄姉は半姉ベルベデールが高知2勝、半兄オセアバトルプランがJRAダート2勝と、3頭中2頭が勝ち上がっています。

2023年の北海道サマーセール出身（330万円）の本馬は、栗東・石坂公一厩舎から2024年7月7日の小倉芝1800mでデビュー。頭を上げながらスタートして7頭立ての最後方追走となると、直線も伸び切れず、のちにホープフルSで2着に好走する勝ち馬ジョバンニから4秒2差の最下位に敗れてしまいます。2カ月後の次戦は9月7日の中京ダート1800mに臨みましたが、8頭立ての4～5番手から徐々に位置取りを下げていき、直線も盛り返せず5秒4差の7着。この一戦を機に、兵庫競馬へ移籍となります。

今の兵庫・盛本信春厩舎での初戦は12月3日の園田ダート820m。出遅れて11頭立ての最後方追走となると、直線も伸びを欠き、1秒8差の最下位に敗れてしまいます。2週後の園田1400mは11頭立ての後方3番手から2秒5差の10着に敗れましたが、3週後の同舞台では7頭立ての最後方からしぶとく脚を使って1秒5差の4着。2週後の姫路ダート1400mでは10頭立ての最後方からメンバー3位タイの上がりを使って2秒4差の5着と、2戦続けて掲示板を確保しましたが、さらに2週後の前走は先週2月7日の同舞台に臨み、7頭立ての最後方からメンバー2位の上がりを使ったものの、1秒7差の最下位に終わっています。

騎乗時に少しバタバタしたり、立ち上がったりする時があるので、注意してください。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
転厩当初に比べれば調教の動きは良くなっていますが、現状はスピード不足が否めません。他場の環境に替えてリスタートに期待しています。（園田競馬西脇・盛本信春調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ジュニア牧場（兵庫県加西市中富町）に在厩しており、預託料は5,500円/日（税込）です。退厩日も時間に関わらず預託料の請求がありますのでご承知おきください。
2月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：椎名 節（インボイス登録あり）