メタルスパーク　　セン８歳　　※中央競馬　登録抹消

父ジョーカプチーノはマイル以下で重賞3勝を挙げた快速馬です。デビュー4戦目にダートで勝ち上がると、その後は芝に転戦し、ファルコンSで重賞初制覇。ニュージーランドT3着後に挑んだNHKマイルCでは、10番人気の低評価を覆し、2番手から押し切りG1初制覇を果たしました。その後も4歳時にシルクロードSで3つ目のタイトルを獲得するなど、短距離で活躍を続け、種牡馬入りしています。産駒のデビューは2016年。初年度産駒はわずか16頭でしたが、非常に高い勝ち上がり率を誇り、JRA初勝利を挙げたマイネルバールマンはクリスマスローズS、端午Sと芝、ダートでオープンを2勝。2頭目の勝ち上がりとなったジョーストリクトリはニュージーランドTに優勝し、産駒の重賞初制覇を飾りました。その後もジョーアラビカ（京阪杯3着）、ジョーマンデリン（函館スプリントS3着）、キタノリューオー（師走S）、ナムラリコリス（函館2歳S）、シナモンスティック（UHB賞、キーンランドC2着）、コスモイグローク（すずらん賞）などがオープンで活躍。芝、ダートを問わず、父と同様にスピードと粘り腰で勝負するタイプが多い一方、サンデイビス（京都ハイジャンプ）といった障害重賞ウイナーも出ています。

母系に関しては、3代母キーフライヤーが米G3シープスヘッドベイH2着、G2ニューヨークH3着、G1ケンタッキーオークス4着の実績馬。近親にスズカマンボ（天皇賞・春、朝日チャレンジC、京都新聞杯2着）を筆頭に、グリッターウイング（レパードS2着）、トーセンアレス（浦和記念3着）、クイーンマンボ（関東オークス、レディスプレリュード、平安S2着）、スプリングサンダー（阪急杯、CBC賞ともに2着、阪神牝馬S3着）、スカーフェイス（中山金杯2着）といった重賞活躍馬が並びます。母トーセンイレイシャはJRA芝1勝。デビューした他のきょうだいは半姉ミスハナウメノサトが園田3勝、トーセンアマテラスが浦和4勝、笠松5勝、半兄ケツァルコアトルがJRAダート3勝、ドスコイサーファーが同1勝、シェナフブキが兵庫3勝、半妹スノーベルが高知1勝と、8頭中6頭が勝ち上がっています。

2018年の北海道サマーセール出身（194万4000円）の本馬は、2019年10月20日の東京ダート1300mでデビュー。16頭立ての5～6番手を追走すると、直線でメンバー2位の上がりを使い、0秒2差の3着に好走します。中1週の東京ダート1400mでは10頭立ての2番手に付け、直線で力強く伸びて2馬身差突き抜け、早くも初勝利を収めました。

昇級初戦は4カ月半あけ、中山ダート1800mで16頭立ての11着（1秒8差）に敗れましたが、中5週で臨んだ東京ダート1400mでは15頭立ての2番手からしぶとく脚を使って0秒3差の3着に好走。中2週の同舞台でも15頭立ての中団から伸びて0秒6差の2着に入ると、さらに中3週の同舞台では16頭立ての後方1～2番手からメンバー最速の上がりを駆使して1馬身半差で差し切り、2勝目を手にします。

2勝クラスでは苦戦が続き、2020年11月からダートで12戦して中山ダート1200mでの5着が最高。2022年3月以降は芝を中心に走り、堅実な内容を続けたものの28戦で3着4回（芝1500～1800m）が最高で、前走は先週2月16日の東京芝1600mに臨みましたが、13頭立ての中団から伸び切れず、2秒1差の12着に終わっています。

年齢的な影響か、両前肢に慢性的な繋靭帯炎が見られ、注意しながら使ってきました。最近は精彩を欠く競馬が続いており、このタイミングでオークション出品となります。地方の環境に替わり、リスタートに期待しています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2024年2月4日の馬場入場後に疾病（左後肢跛行）を発症したため競走除外となっています。

※2021年5月9日の競走にて、右前肢跛行のため出走取消となっています。

※2021年7月12日（4歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
2月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ディアレストクラブ (株)（インボイス登録あり）