パンセ　　牡４歳　　※地方競馬　在籍

父ゴールドアクターは3歳1月に勝ち上がり、春は青葉賞4着など善戦どまりでクラシック出走はかなわなかったものの、夏以降に着実にステップアップしました。札幌の条件戦を連勝して迎えた菊花賞で3着に好走すると、8カ月以上の長期休養を経て条件戦を連勝してオープン入り。勢いそのままにアルゼンチン共和国杯で重賞初制覇、さらには有馬記念でG1初制覇を飾りました。5歳時は初戦の日経賞を制し、続く天皇賞・春で12着に敗れて連勝は「5」でストップしたものの、秋はオールカマーで重賞4勝目。以降も有馬記念3着、宝塚記念2着と大舞台で存在感を示しました。初年度産駒は2022年にデビュー。ゴールドプリンセス（松籟S）が芝4勝、ゴールドバランサー（柳都S）がダート4勝でOP入りを果たすと、マオノアラシ（成田特別）もダート3勝でOP入り目前、セカンドクロップもウインアクトゥールが芝中距離で2勝を挙げるなど、条件を問わず活躍しています。地方競馬でもパンセ（川崎・若武者賞2着）などが重賞で好走。遅咲きだった父同様、今後のさらなる活躍が期待されます。

母系に関しては、いとこにミナレット（LターコイズS、ヴィクトリアマイル3着）がいます。母クォークは岩手9勝。兄姉は半兄ブラフマンが金沢2勝、クリノソルアステカが笠松、園田で各1勝、コウユーオトコマエが金沢、佐賀で各1勝、半姉タイムオブザーバーが高知6勝、名古屋、水沢で各2勝、門別1勝、マーブルマカロンがJRAダート3勝（移籍後の大井で重賞・東京シンデレラマイル2着）と、6頭中5頭が勝ち上がっています。

2022年の北海道サマーセール出身（396万円）の本馬は、川崎・高月賢一厩舎から2023年5月18日の川崎ダート1400mでデビュー。6頭立てで道中は先行2頭から離れた3番手を進み、3コーナー手前で一気に差を詰めて4コーナーで先頭に並びかけると、直線で堂々6馬身差突き抜け、見事にデビュー戦を勝利で飾ります。以降は勝利こそ挙げられないまでも、8月までの特別戦で3、3、2着と好走を続け、秋も川崎重賞・若武者賞で0秒1差の2着、鎌倉記念で0秒5差の3着に好走。3歳となった昨年以降は苦戦が続き、12戦して盛岡重賞・ダイヤモンドC4着が最高で、今年1月13日のウェルカム2025賞（B2二選抜特別、大井ダート1400m）で14頭立ての12着（3秒4差）に敗れたのを機に、名古屋競馬へ移籍となります。

今の名古屋・竹下太厩舎での初戦は1月31日の前走、クロッカス特別（A2、名古屋ダート2000m）。9頭立てで楽に先手を取ると、直線で内外から迫られながら二枚腰を発揮して1馬身差で逃げ切り、久々の2勝目を飾っています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
転厩初戦で勝利を飾ってくれましたが、鼻出血を発症して20日間の出走制限を受けてしまい、このタイミングでオークション出品となります。初めての鼻出血なので、突発的なものだと思われます。体調を戻し、リスタートしてほしいです。（名古屋競馬・竹下太調教師）


※2025年1月31日の競走中に鼻出血を発症し、20日間の出走制限（2月20日まで出走できない）を課せられています。
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません（鼻出血の発症なく一走することで、転入が可能となります）。

※名古屋競馬弥富トレーニングセンター・竹下太厩舎（愛知県弥富市駒野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
2月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：丹下 将（インボイス登録あり）