ブラッドライン　　牡６歳　　※地方競馬　在籍

父ローレルゲレイロは2歳6月に新馬勝ちし、函館2歳S、デイリー杯2歳S、朝日杯FSで2着と早い時期から活躍。3歳時もNHKマイルCで2着になるなど高い能力を示しながらタイトルが遠かったのですが、4歳時の東京新聞杯で重賞初制覇を飾ると、続く阪急杯も連勝しました。5歳時には高松宮記念を制して初のG1タイトルを手にすると、秋にはスプリンターズSも制し、短距離界の頂点に。翌年にはドバイゴールデンシャヒーンで4着になるなどダートでもレベルの高い走りを見せ、この年限りで引退、種牡馬入りしています。産駒のデビューは2014年。JRAでは芝の短距離からダートの中距離まで幅広いジャンルで勝ち星を挙げており、アイオライトがリステッドレース3勝の活躍。地方でも黒潮皐月賞や西日本ダービーを制したアルネゴーなど、多くの重賞勝ち馬を送り出しています。

母系を見ますと、母フルオブスターズはJRAの芝で新馬勝ちし、1勝クラスでも上位争い。きょうだいは4頭が地方競馬で白星を挙げており、半兄ハセノエクスプレスは南関東の短距離戦で10勝を挙げ、昨年のアフター5スター賞では3着になっています。母のいとこには重賞2勝を挙げてダービー2着のリーチザクラウンや小倉大賞典を勝ったエーシンジーラインなどがおり、祖母ポエティクシーズンのいとこにはエンプレス杯を勝ったシルクフェニックスなどがいます。3代母クラシッククラウンは米G1フリゼットS、ガゼルSを勝った名牝で、その半兄にはBCジュヴェナイルなどを勝ち種牡馬としても成功したチーフズクラウン。5代母はニューヨーク牝馬3冠を達成した米国の歴史的名牝クリスエヴァートという血統で、一族には一流馬がキラ星のごとく名を連ねる名牝系です。

本馬は2021年10月31日に新潟芝1400mの新馬戦でデビュー。3番人気に支持されましたが、中団から伸びあぐねて18頭立ての10着に終わりました。2戦目からダートに転じ、1400m以下で3戦続けて掲示板を確保しましたが、その後は成績が下降してしまい、3歳5月の一戦を最後にJRAの登録は抹消。大井に移籍しました。
休養を挟んで同年12月に転入初戦を迎え、しばらくは成績がひと息でしたが、距離を1600mに延ばした4歳6月のC3戦では2番手から危なげなく抜け出して5馬身差の圧勝。待望の初勝利を挙げると、続く同条件戦も制して連勝。その後C2に昇級後も2、3着と堅実に走り、9月の一戦のあと船橋へと転厩しました。
5歳5月に復帰し、休み明けで2着のあと、1500mで8馬身差の圧勝を飾ってC2での初勝利。すると、そこから一気の4連勝を果たし、完全に起動に乗りました。C1に昇級しても差のない競馬を続け、初勝利から12戦連続で3着以内という超堅実な内容。前走のC1戦で7着と人気を裏切ってしまい、このタイミングで頭数整理のためにオークション出品を決めました。
まだまだ現級でもやれる力を秘めていますし、他場であれば即戦力候補になってくれるのではないしょうか。6歳馬ですが、まだキャリアも22戦と多くないためそこまで消耗しておらず、今後も馬主孝行な走りを見せてくれると思います。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
23年5月のあと間隔があいたのは、前の厩舎の都合もあってのもので、転厩後はコンスタントに競馬を使うことができています。他場でも十分に頑張ってくれるでしょう。なお、DDSPのため、舌を縛って対応してきました。（船橋競馬・山下貴之調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
2月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ジュエリーピコ（インボイス登録あり）