カツゲキダイオウ　　牡８歳　　※地方競馬　在籍

父のエスポワールシチーはその父ゴールドアリュール同様、ダート戦線で活躍。ジャパンCダートとフェブラリーSのほか、かしわ記念と南部杯を各3勝するなどダートＧⅠ9勝をマークして2014年からスタッドインしています。これまでにヴァケーションが全日本2歳優駿を制覇し、イグナイターはJBCスプリントを制するなど交流重賞を4勝し2年連続でNAR年度代表馬に選出。ほかにユニコーンSや名古屋グランプリ、エルムSに勝ったペイシャエス、オーバルスプリントを勝った船橋所属のスマイルウィンなどの活躍馬がおり、2022年には産駒が重賞23勝をあげ地方競馬のリーディングサイアーに輝いています。

いっぽうの母系ですが、母のレイビスティーは笠松、名古屋、金沢で計10勝。半兄のカツゲキキトキトはNAR3歳最優秀牡馬で東海ダービーなど重賞を20勝し、白山大賞典で2着、名古屋グランプリでは3着。半姉のカツゲキマドンナは園田クイーンセレクションに勝つなど地方競馬で6勝、また従姉妹にあたるグラーツィアは東海クイーンCなど重賞を3勝しています。遡ると3代母のペイントブラシュからはマリブSなど米G1を2勝のディクシーユニオン、米G1ユナイテドネイションズＳを制したセラピスト、中日スポーツ賞4歳Ｓに勝ち阪神3歳牝馬S2着のエイシンレマーズといった活躍馬が出ています。

本馬は2019年8月1日の門別1000mでのフレッシュチャレンジで、3番手の外追走から4コーナー手前では先頭に立ちそのままデビュー勝ちを決めました。その後は2着2回3着3回と勝ち切れませんでしたが3歳8月の1200m戦で久々の勝利をあげると、そこから4勝2着1回3着1回。道営のオフシーズンには園田1400m戦で3勝しています。
4歳8月の門別1200m戦で差し切り勝ちをあげ、以降も2勝2着1回3着1回。5歳時には5月のA1クラス戦で通算9勝目をマークすると、次走でも2着に入るなどオープンで活躍します。
6歳時は門別1200mのA1クラス戦で2着3回3着1回となるなど12戦し、オフシーズンからは船橋競馬へ移籍。初戦のB2クラス1200m戦で4着となり、昨年は9戦して12月のB2クラス1200m戦での5着が最先着でした。
今年はB2クラスを3戦し8着、8着、9着。年齢的なことか南関東の現級では力不足が否めず、頭数整理の都合もあり今回のオークションへ出品させていただきました。
タフな馬でもあり、他場で相手関係が違えば変わり身があるのではないでしょうか。
なお本馬にはさく癖があります。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
年齢的な要因なのか、現級では力不足が否めないので、頭数整理となりました。他場の環境で条件が替われば、変わり身があるかも知れません。（船橋競馬・佐々木功調教師）


※さく癖があります。

※2021年7月29日の競走にて、右後肢跛行のため出走取消となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※船橋競馬場・佐々木功厩舎（千葉県船橋市若松）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
2月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：佐々木 總雄