ビップクララ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のマクフィはドバウィの産駒で、英2000ギニーと仏ジャックルマロワ賞に優勝。2010年の欧州3歳牡馬チャンピオンに選出され、翌2011年からスタッドインしました。産駒はメイクビリーヴが仏2000ギニーとフォレ賞を制しボネヴァルがATCオーストラリアンオークスをはじめG1を3勝したほか、これまでに5頭のG1勝ち馬が輩出されています。2017年からは本邦で供用されており、オールアットワンスがアイビスサマーダッシュを2勝、ヴァルツァーシャルがマーチSを制覇。また地方競馬ではマルカイグアスが園田優駿や園田金杯など重賞を4勝するなど、各地で重賞ウイナーが誕生しています。

いっぽう母系ですが、母のボストンサクラは3勝。きょうだいは半姉のタイセイキューティは3勝、セレッソフレイムとアンジェリュスが1勝をマーク。2代母のイサミサクラは北九州短距離Sなどオープン特別を3勝し函館スプリントSで3着。伯父のイサミペガサスはオープンのフェニックスなど2勝、ボストンエンペラーはJRAで5勝をあげオープン入りしています。2代母の半兄リワードプランダーは小倉大賞典2着、新潟大賞典3着。遡ると4代母にオークス馬のジユピツクがおり、同馬からは小倉大賞典と阪急杯で2着に入ったネーハイアンサーが出ています。

本馬は2023年の北海道サマーセールで550万円にて取引されています。
2024年12月21日の中山ダート1800m新馬戦でデビュー。馬体重は460キロでした。後方からのレースとなり、向正面からは1頭置かれた最後方の位置取りとなってしまいます。そのまま伸びを欠き14着に敗退。1着馬からは8秒6差で、レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられています。
その後は放牧で立て直されトレセン帰厩後は調教を進めてきましたが、右トモ傷の腫れからフレグモーレを発症。症状は治まったものの、傷の名残りはあります。その後関係者で協議した結果、能力や現状を踏まえて良くなるには時間がかかると判断してこのたびのオークションへ出品させていただきました。
環境を変え地方のダートでリスタートして、レースを使いつつ良化を待ちたいところです。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・左前肢　骨瘤
・右後肢　外傷

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年1月21日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2024年12月21日（土）　5回中山7日　6R　2歳新馬　　ダ1800m（良）
　　　結果14着　　タイム2:04.7（1着馬からのタイム差8.6秒、5着馬からのタイム差7.5秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
3月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：鈴木 邦英（インボイス登録あり）