ボブズヤアンクル　　セン６歳　　※中央競馬　登録抹消

ボブズヤアンクル (GB) をご紹介いたします。

父Bobby's Kitten(USA) は、日本において、エプソムC (G3)を制したダッシングブレイズ、スプリンターズS (G1) 勝ち馬のジャンダルムを送り出したKitten's Joy（USA）の産駒で、現役時はBCターフスプリント (G1) を制覇するなど、快速馬として名を馳せました。種牡馬入り後は、産駒のSandrine (GB) がレノックスS (G2・英・芝7f)、ダッチェスオヴケンブリッジS (G2・英・芝6f) に勝利、G1レースにおいても2度の入着を果たすなど、スプリント戦線で活躍。日本においても輸入された産駒2頭が、いずれもJRAダート競走で勝ち上がりを果たしており、日本のダート競走へも確かな適性を示しています。

本馬のきょうだいには、現役時にQエリザベス二世チャレンジC (G1・米・芝9f) など、重賞3勝を上げたキトゥンズダンプリングス (USA)、米リステッド勝ち馬Granny Mc's Kitten (USA)、カーネルERブラドリーS (G3・米・芝8.5f) を制したGranny's Kitten (USA) らがおります。また、おいのブライトマンは昨年のセントポーリア賞 (1勝クラス・東京・芝1800m) において3着に入着するなど、近親には活躍馬が数多く名を連ねます。

本馬は2021年10月31日、阪神・芝1600m戦で初出走を迎えました。馬群のイン10番手で直線を迎えると、進路が開けたタイミングで鋭く末脚を伸ばし先行勢を急追。最終的には勝ち馬と1秒差の5着でレースを終えますが、4着馬の、後にJBCレディスクラシック (Jpn1) を制したヴァレーデラルナには0.1秒差に迫るなど、まずまずの内容でデビュー戦を終えました。

2戦目の芝1800m戦、3戦目の芝2000m戦においても3着入着を果たした本馬は、2022年3月26日、5戦目となる中京・ダート1900m戦に出走。スタート後にダッシュを効かせて2番手でレースを進め、直線入口で先頭に躍り出ると一気の脚で後続を振り切り、見事初勝利を手にしました。

ダートに適性を示し、その後は1勝クラスでレースを続けた本馬でしたが、新たな勝ち星を上げる事は叶わず、この度の上場となりました。本馬は2024年1月11日に去勢手術を実施し、同年6月22日まで出走間隔が空いた以外には、大きな間隔を空けることなくコンスタントに出走を続け、現級では勝ち切ることこそ出来なかったものの、6度の3着入着が示すようにクラス上位の能力を、1200m戦、1400m戦、1800m戦と、異なるカテゴリーのレースで披露しております。昨年8月25日の中京・ダート1200m戦では、最後方の15番手から上がり最速の末脚を繰り出して現オープンクラス馬のスターターンと0.6秒差にまで迫り、強敵相手に初勝利時とは違うスタイルでのレースであっても、上位争いに加わりました。また、2023年10月31日に金沢競馬場で行われた交流競走、加賀白山賞 (ダート1500m) においても、勝ち馬の中央所属馬とは0.2秒差の2着入着を果たし、地方競馬への適性を感じさせるレースぶりを見せておりましたので、新天地で更なる鍛錬を積み、もう一花咲かせて欲しいと願うばかりです。

なお、本馬の現状は以下の通りです
　
・両前肢管骨内側に骨瘤が認められますが、古いもので現在は熱感・疼痛は有りません。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2024年1月11日（5歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
3月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）