メモリーメイラード　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父スマートファルコンは逃げて後続を圧倒する強さでJBCクラシック、東京大賞典ともに連覇を含むダートG1を6勝。種牡馬としてもゴールドアリュールの有力後継者としてダート適性の高さを示しており、中央では重賞勝ち馬のシャマル（かしわ記念、黒船賞連覇、オーバルスプリント、東京スプリント、サマーチャンピオン）やオーヴェルニュ（東海S、平安S）を筆頭に、アシャカダイキ（クラスターC4着）やリワードアンヴァル（鳳雛S2着、アンタレスS4着）といったOP馬を、地方ではティーズダンク（地方重賞5勝、さきたま杯2着、全日本2歳優駿3着）をはじめ、ブロンディーヴァ（川崎・ローレル賞、大井・優駿スプリント2着）やファルコンビーク（川崎・川崎マイラーズ）、チサット（大井・京浜盃）、オールスマート（園田・園田FCスプリント、船橋・習志野きらっとスプリント3着）などの重賞ウイナーが輩出しています。

母系に関しては、母ファルネーゼブルーが川崎1勝、金沢2勝を挙げ、祖母レジェンドブルーがJRA芝5勝のOP馬。5代母にスカーレットインクの名があるように国内屈指といえる緋色一族で、遠縁にはヴァーミリアン（JCダート、フェブラリーS、JBCクラシック3連覇などダートG1・9勝を含む重賞13勝）、ダイワメジャー（皐月賞、天皇賞・秋、マイルCS連覇、安田記念など重賞8勝）、ダイワスカーレット（桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念など重賞6勝）といった多くの重賞活躍馬が並びます。

母の初子で、2023年の北海道オータムセール出身（143万円）の本馬は、ホッカイドウ・桧森邦夫厩舎から2024年5月14日の門別ダート1000mでデビュー。出遅れて9頭立ての後方2番手追走となると、直線も伸び切れず、勝ち馬から4秒0差の7着に敗れてしまいます。2週後の門別1100mも10頭立ての4着（2秒0差）に敗れ、さらに2週後、6月11日の門別1000mで8頭立ての5着（2秒4差）に敗れたのを機に、佐賀競馬へ移籍となります。

今の佐賀・北村欣也厩舎での初戦は2024年7月13日の佐賀ダート1300m。それまで386～390㎏だった体を402㎏に増やし、8頭立ての最内枠から楽に先手を取ると、直線も二枚腰を発揮して1馬身差で逃げ切り、待望の初勝利を収めます。その後も2歳－1組、アルタイル特別（JRA上級認定）ともに佐賀1400mで逃げ切って一気の3連勝。さらなる飛躍を目指しましたが、以降は8戦して3着1回が最高で、前走は先週2月23日の佐賀1400mに臨みましたが、9頭立ての2番手から徐々に位置取りを下げてしまい、最終的に3秒0差の7着に終わっています。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
近走は390㎏台と体が小さく、体力的につらい競馬が続いており、入替整理もあってオークション出品となります。カイバ食いが細く、気性的にも過敏な面があり、調教中も物見をする時があります。心身ともに成長が欲しい現状です。（佐賀競馬・北村欣也調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※佐賀競馬場・北村欣也厩舎（佐賀県鳥栖市江島町字西谷）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
3月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：桑原 一樹