フルオブプレイズ　　牡５歳　　※中央競馬　登録抹消

父のカレンブラックヒルはダイワメジャーの産駒で、NHKマイルCに優勝し毎日王冠やニュージーランドTなども制して重賞通算を5勝。2016年から種牡馬入りし、東京スポーツ杯2歳S2着のアサヒをはじめ、クイーンC3着のセイウンヴィーナスやファンタジーS3着のラヴケリーなどが重賞で好走しています。地方競馬では交流重賞のエーデルワイス賞2着のアザワクが道営スプリントなど重賞4勝、スマイルミーシャは兵庫ダービーや園田金盃など重賞6勝、ナムラマホーホも東海菊花賞など重賞6勝をマークしており、産駒は芝、ダート問わず活躍しています。

いっぽう母系ですが、母のフルマークスは未勝利。半兄のケイティミラクルとナインティゴットが各1勝、ブラックルシアンは地方競馬で2勝しています。2代母のルックトゥザキングのきょうだいにはトラヴァーズSとハスケル招待Hと米G1を2勝のコロナドズクエスト、米G3フォートマーシーHを制したウォーニンググランスがおり、母の従兄弟エアサポートはヴァージニアダービーなど米重賞を4勝。遡ると4代母のラーフターの仔に米G1ウッドメモリアルSを制したプライヴェトタームズ、米G3ウッドローンS勝ちのブルーエンサイン、米G3ランプライターHの勝ち馬ライトスピリッツがいます。

本馬は2021年の北海道セレクションセールで2200万円にて取引されています。
2022年8月21日の小倉芝1200m新馬戦でデビューし8着。2戦目となった11月の阪神ダート1200m戦で4着となり、中2週の同距離戦ではスタートを決めて逃げの手に出たものの0秒5差の4着に敗れています。
3歳時は4戦して掲示板に載れませんでしたが、7月の門別1200m交流戦では0秒1差の2着に入っています。9月の小倉戦6着後に大井競馬へ移籍し、2度の2着がありましたが5戦して勝利をあげることができず昨年5月からは門別競馬へ移籍しました。
門別での2戦目となった5月28日の1200m戦で逃げて後続に4馬身差をつけて初勝利をあげると、6月の1200m戦では2番手追走から抜け出して2勝目。その後3戦は7着、6着、3着でしたが、9月の1200m戦で逃げ切ってJRAへの再転入条件をクリアします。
JRAでは12月22日の京都ダート1200m戦から再始動しますが、後方からのレースとなり2秒6差の15着敗退。放牧を挟み3月1日の阪神ダート1400m戦で復帰もゲートで後手となり、後方集団の外を追走するも伸びがなく15着。1着馬からは2秒1差でした。
レース後に関係者で協議をした結果、ファンド運用を終了することになり今回のオークションへ出品させていただきました。
前走は初の1400m戦でしたが距離が長かったようです。大井・門別在籍時の成績からも、環境を変えてゲートで尾っぽ持ちがある地方なら見直せるのではないでしょうか。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※キャニオンファーム栗東（滋賀県栗東市井上）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
3月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）