ナムラカミカゼ　　牡８歳　　※中央競馬　登録抹消

父のキズナは2013年の日本ダービー馬で、国内外で重賞5勝をマーク。ディープインパクトの後継種牡馬としてスタッドインし、2019年にデビューした初年度産駒の活躍でファーストシーズンチャンピオンサイアーを獲得しました。その後もアカイイトがエリザベス女王杯馬を制し、ソングラインは安田記念連覇などGⅠ3勝。さらに2024年にはジャスティンミラノが皐月賞を制すなど12頭の産駒がJRA重賞15勝、交流重賞も1勝して総合リーディングサイアーに輝いています。芝、ダートを問わず、2歳戦から古馬戦まで産駒が活躍している人気の万能種牡馬です。

いっぽうの母系ですが、母のナムラシゲコは1勝。きょうだいは半兄にアンタレスSに勝ちチャンピオンズC2着のナムラビクター、オープン特別2勝などJRAで7勝後に地方競馬で6勝をあげたナムラアラシがいるなど本馬を含めて7頭がJRAで勝ち鞍をあげ、ほかに2頭が地方競馬で勝利しています。伯父にはGⅡのNHK杯をはじめラジオたんぱ杯2歳S、シンザン記念、プロキオンSとJRA重賞を4勝後に高知競馬へ移籍して21勝をマークしたナムラコクオー、京成杯2着馬のマイネルヤマト、地方競馬で16勝をあげ笠松の東海ゴールドCを制したヘイセイクラウドがいます。

本馬は2019年9月15日の阪神ダート1800m新馬戦でデビューし9着。7戦目となった3歳3月の阪神ダート1800m戦で先行策からゴール前で逃げ馬を捕らえて初勝利をあげています。
昇級後はなかなか勝てませんでしたが、14戦目となった4歳10月の東京芝1800m戦で差し切り勝ちを決めました。2勝クラスでは6着、3着、4着、2着と善戦し、5歳2月の阪神芝2400m戦を出走メンバー最速の上がり3ハロンをマークして差し切って3勝目をマークしています。もっとも同レースで左前第一指骨の剥離骨折を発症。見舞金11号（3か月）を受給し、クリーニング手術を実施しています。
同年10月に復帰し、その後はオープンの万葉Sに格上挑戦して5着に入るなどしましたが2023年5月に左前浅屈腱炎を発症。見舞金18号（屈腱炎）を受給しています。昨年3月に復帰してからは9戦に使われたものの掲示板に載ることもなく、今年3月1日の阪神競馬場リニューアルオープン記念9着をもってオークション出品となりました。
左前浅屈腱炎の疾病歴があるので、レース後は当該箇所が太くなっています。注意しながらその状態でレースに使ってきましたが、再発する可能性はあります。

皆様には、現状をご理解いただき、不安のある方は事前に獣医検査を受けるなど、ご納得をいただいた上でのご検討、ご入札をよろしくお願いいたします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※2023年5月24日に左前浅屈腱炎を発症。事故見舞金18号（JRAの施設内で発生した屈腱炎により9ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※2022年2月26日の競走で、左前第一指骨剥離骨折を発症。事故見舞金11号（競走中の事故により事故発生の日から3ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）の適用を受けています。クリーニング手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※イタクラステーブル（滋賀県東近江市川合寺町）に在厩しており、預託料は11,550円/日（税込）です。
3月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：奈村 睦弘（インボイス登録あり）