アドミラブルエース　　牡６　　※地方競馬　在籍

父ワールドエースはディープインパクトの2世代目の産駒で、3歳時にきさらぎ賞、若葉Sを連勝し、2番人気で皐月賞に出走します。後方から鋭く追い上げましたが、インをついたゴールドシップに及ばず2着。続く日本ダービーでは4着に終わり、その後に左前脚の屈腱炎を発症したため、長期の休養に入りました。1年8カ月ぶりに復帰した白富士Sでは5着に終わりましたが、続くマイラーズCを1分31秒4のレコードタイムで制し、2度目の重賞制覇。その後は白星を挙げられなかったものの、香港マイルで4着になるなど、国内外でハイレベルの成績を残しています。産駒は2019年にデビュー。初年度産駒のオータムレッドが新馬、クローバー賞を連勝。その後も順調に成績を伸ばし、ジュンブロッサムが富士Sを勝ちました。JRAでは芝での活躍が目立ちますが、地方競馬での勝ち上がり率も高く、ボルドープリュネ、シルトプレといった重賞勝ち馬も誕生しています。

母系を見ますと、母メイケイペガムーンはJRAの芝で2勝を挙げて中京2歳Sで3着。きょうだいは3頭が地方競馬で2勝以上挙げています。祖母ベラミロードは東京盃、TCK女王盃に優勝した活躍馬で、その半兄には北関東や高知で計40勝を挙げ、北関東ダービーや足利記念などを勝ったイヴニングスキーがいます。3代母ベラミスキーも北関東で18勝を挙げた活躍馬で、南部杯2着、とちぎダービー3着など重賞でも好走。JRAで平地3勝、障害2勝を挙げた4代母ベラミスポートの子孫は、地方競馬を中心にハイレベルな成績を残しています。

本馬は2021年7月1日に門別1000mの新馬戦でデビューし、1番人気に支持されて軽快に逃げましたが粘りを欠いて6着。その後は控える競馬で大崩れなく走り、6戦目に1100mの未勝利戦を制して初勝利。この勝利を最後に浦和へ移籍しました。
転入初戦となった1400mの2歳四組戦では1番人気の支持を受け、逃げて上りタイムをメンバー最速にまとめる完璧な内容で、3馬身差の完勝。すると、続く2歳二組戦、年明け初戦の3歳一組戦でも連続3着と崩れず、2月にはJRA交流競走でも2着に食い込みます。ところが、4月の川崎1600m戦のレース中に左後肢第三中足骨を骨折。休養を余儀なくされました。
手術はせずに保存療法で治療し、約7カ月半の休養。復帰後はC1格付けとなり、年内は跛行による競走除外もあって結果を出せませんでしたが、ひと息入れて復帰した4歳時は成績が上昇。5月に1400m戦を早め先頭から押し切って4馬身差で快勝すると、8月にも同条件戦を勝利。この2勝を含め、この年は9戦して8戦で掲示板を確保しており、降版はB3クラスでも好走を続けました。
6歳となった昨年も初戦の1500m戦で2着となると、続く同距離の一戦を制してB級での初勝利をマーク。その後もB2下を含めてコンスタントに掲示板に上がっています。ただ、今年に入ってからは3戦続けて着外に終わっており、ここ2戦はともに10着。一時期の勢いが失われつつあることもあり、このタイミングでオークション出品を決めました。
近走は精彩を欠いているものの、着差的にはそこまで大敗しているわけではありませんし、馬体が絞れて好走時の体重に戻りつつあります。これから本調子を取り戻してくれば、またコンスタントに上位争いに食い込んでくるのではないでしょうか。ぜひ、ご検討のほどよろしくお願いいたします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
2022年12月の競走除外は返し馬で交突して少し跛行したものです。今回の出品をきっかけに環境を変え、リスタートすることで、いい走りができることを願っています。なお、時々せき込むようなところがあります。（浦和競馬・繁田健一調教師）


※2022年4月7日の競走で、左後肢第三中足骨骨折を発症。保存療法で休養し復帰しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ホースサポート櫻（茨城県稲敷市椎塚）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
3月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：齊藤 雅志