ヒダサワヤカ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のリアルスティールはディープインパクト産駒で、4歳春のドバイターフでGⅠ制覇。ほかに皐月賞と菊花賞、天皇賞（秋）で2着に入り、2019年からスタッドインしています。初年度産駒のオールパルフェがデイリー杯2歳Sに勝利し、レーベンスティールはオールカマーなど重賞を3勝。2年目の産駒からは全日本2歳優駿、ジャパンダートクラシック、東京大賞典、サウジCなど国際G1を含む重賞7勝のフォーエバーヤングや、北海道スプリントCと東京盃を制したチカッパなどが輩出されています。国内外から注目を集める種牡馬であり、産駒は芝、ダートを問わず活躍しています。

いっぽう母系ですが、母のヒダロマンは3勝。2代母のマルカサワヤカは5勝をあげており、伯父のエノラブエラは4勝、また本馬の従兄弟ザイデルバストは地方競馬で8勝をマークし浦和の若潮スプリントで3着に入っています。遡ると4勝をあげた3代母のサワヤカプリンセスの仔には、マイルCSを連覇しスプリンターズSも制したデュランダルと中日スポーツ賞4歳S勝ち馬のサイキョウサンデーがいます。また母の従兄弟にあたるダンシングプリンスは、JBCスプリントを制覇しサウジアラビアのリヤドダートスプリントに勝利するなど重賞を4勝しています。

本馬は2025年3月9日の阪神芝1600m未勝利戦で既走馬相手にデビュー。馬体重は446キロでした。ゲートの出自体はまずまずでしたが、スピードに欠け1頭離された最後方からの追走となります。直線でも前と差は詰まらず、殿17着に敗退。1着馬との着差は5秒4で、レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられました。
調教での動きが変わらず、一度競馬に使いましたがレースでも変わり身がありませんでした。良くなるには時間が必要であることから、地方でリスタートしてレースを使いつつ良化を待つほうがいいと考えこのたびのオークションへ出品いたしました。
ダートは未知数ですが、血統的にこなせるのではないでしょうか。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・右前管内側骨瘤
・全身皮膚病


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年4月9日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年3月9日（日）　1回阪神4日　5R　3歳未勝利　　芝1600m（良）
　　　結果17着　　タイム1:39.2（1着馬からのタイム差5.3秒、5着馬からのタイム差3.8秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
3月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：日下部 猛（インボイス登録あり）