プレシャスアセット　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

本馬の父オルフェーヴルは、現役時代にクラシック競走３冠を含む、G1競走６勝という素晴らしい成績を上げました。2014年に種牡馬入りを果たすと、エリザベス女王杯 (G1) 連覇を達成したラッキーライラック、ドバイワールドC (G1) を制したウシュバテソーロなど大物が続々と誕生。これまでに5頭のG1 勝ち馬を送り出し、産駒は芝・ダートを問わずに活躍しております。
本馬のおじにはゴドルフィンマイル (G2) 2着入着を果たしたMufarrh (IRE)、いとこにはアストラS (米・G3) 3着馬のScherzo (GB)がおり、そのファミリーには、伊グランクリテリウム (G1) を制したNight Style (FR)、桜花賞 (G1) 2着のシゲルピンクダイヤ、そしてフィリーズレビュー (G2) の勝ち馬シゲルピンクルビーが名を連ねます。
本馬は2024年10月5日、東京・芝1600ｍ戦の2歳新馬戦においてデビューしました。まずまずのスタートを切ったものの、出足がつかずに最後方を追走。直線においても前との差を詰めることが出来ずに3秒０差の15着で初戦を終えます。
リフレッシュ放牧を挟み、2戦目は2025年１月６日、中山・ダート1800ｍ戦と砂上へ目先を変えました。スタート後に中団やや後方を追走。直線を迎えると馬群インからの抜け出しを図りますが、進路が塞がったこともあってか末脚は不発に終わり、２秒５差の13着でゴールしました。勝ち馬にこそ離されましたが、追走に苦労した前走と変わって、初ダートながらに良化の跡が見える内容となりました。
3戦目（同年３月２日）も引き続き同条件へ出走。今回は3番手のポジションを取る積極的なレースを見せましたが、３コーナー辺りから後続馬たちが進出し、ペースアップとなったところで追走に苦しくなってしまい、後退。最終的に、５秒６差の15着に敗れたタイミングで、現状の能力ではJRA競走において勝ち上がりを決めるには時間を要する、との判断に至り、今回の上場となりました。
本馬は昨秋のデビューで、未だ３戦しか消化しておらず、精神面、肉体面にも若さが残る現状です。3戦目では好位でのレース運びを見せており、ペースの落ち着く地方競馬の流れに適応できれば、更なる上昇も見込めるかもしれません。新天地で更なる鍛錬を積み、活躍してくれることを心より願っております。
何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年4月2日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
・2025年3月2日（日）　2回中山2日　4R　3歳未勝利牝　　ダ1800m（良）
　結果15着　　タイム2:01.5（1着馬からのタイム差5.6秒、5着馬からのタイム差4.4秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。その他に特殊馬糧費の請求があります。
3月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）