ベストヒューマ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のディーマジェスティは1分57秒９のレースレコードで皐月賞を制したディープインパクト産駒。ほかに共同通信杯とセントライト記念に勝ち、ダービーでも3着に入りました。2018年から種牡馬入りしており、これまでにクロスマジェスティがアネモネSに勝ちドットクルーが毎日杯で3着、ユキノロイヤルもニュージーランドTで3着。またニタモノドウシが新馬戦とオープンのクローバー賞を連勝、ディマイザキッドは今年2月の東京戦でオープン入りを果たしています。地方競馬ではボニーマジェスティが北海優駿で2着となるなど、産駒の活躍の場は芝、ダートを問いません。

いっぽう母系ですが、母のクイーンレガシーは未勝利。伯父のモンドクラッセはJRAで7勝をあげ東海Sで2着となりエルムSでは3着、ほかにシャドークロスは4勝、トップキングダムが3勝をマークし、ネクストスターは地方競馬で19勝しています。遡ると3代母のユキノサクラの仔にGⅢカブトヤマ記念に勝ち重賞での2着が3度あるタフネススターがおり、その産駒カゼノコはジャパンダートダービーを制し川崎記念でも2着。母の従姉妹の仔にあたるファストフラッシュはJRA1勝後に地方競馬で13勝をあげ、笠松のサマーCなど重賞を3勝しています。

本馬は2024年7月27日の新潟芝1400m新馬戦でデビューし13着。馬体重は420キロでした。ゲートで後手となり後方から2、3頭目を追走し、そのまま2秒7差の13着に敗れています。
中3週の新潟直線1000m戦では、最後方から出走メンバー最速タイの上がり3ハロンをマークして6着。勝ち馬との着差は1秒0でした。その後は9月の中山芝1200m戦11着、10月の新潟直線競馬で11着、12月の中山芝1200m戦では15着と苦戦します。
今年1月の中山ではダート1200m戦に使われ、ゲートの出自体は悪くなかったものの最後方からの競馬となり、そのまま3秒2差の殿16着敗退でした。
そして3月9日の中山ダート1200m戦でも同じようなレースとなり、勝ち馬から4秒3差の16着敗退。レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられました。
ここまで7戦に使われ2戦目の直線競馬6着こそ内容が良かったものの、その後の成長が一息で変わり身に欠ける現状です。そこでJRAでの続戦を諦め、地方でレースを使いつつ成長を待つほうがいいとの考えから今回のオークションに出品となりました。
環境を変えて地方のレースを使いながら、ピリピリとした気性と馬体の成長が欲しいところです。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年4月9日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年3月9日（日）　2回中山4日　2R　3歳未勝利　　ダ1200m（重）
　　　結果16着　　タイム1:15.9（1着馬からのタイム差4.3秒、5着馬からのタイム差3.2秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
3月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有) サンコウ牧場（インボイス登録あり）