レーニス　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のミッキーアイルはディープインパクト直仔で、2歳秋から5連勝でNHKマイルCに優勝。古馬になってからはマイルCSを制し、2016年の最優秀短距離馬に選出されています。翌年からスタッドインし、初年度産駒のメイケイエールが父同様に芝の短距離路線で活躍しセントウルSをはじめ重賞を6勝。ナムラクレアも阪神CやシルクロードSなどの重賞を5勝し2度のGⅠ2着があります。いっぽうダートではデュアリストが兵庫ジュニアグランプリ、ウィリアムバローズが東海Sと日本テレビ盃に勝利。父の快足を受け継いだ産駒が多く、活躍の場は芝、ダートを問いません。

いっぽうの母系ですが、母のボンニデーは佐賀で2勝。半兄のレッツゴーヒカリは笠松で2勝をマーク。2代母のスポークンファーは米G1マザーグースSとCCAオークスを制覇しています。伯父のセレンディップは米リステッド競走の勝ち馬で、叔母のシンボリバーグはJRAで3勝、本馬の従姉妹の仔レイナデアレンデールはペルーG3オスカルBパソス賞の2着馬です。遡ると3代母サイベリアンファーの仔アンブライドルズノートは米G3のデイトナSとエディーディーSに勝利しBCターフスプリントで2着。また3代母の従兄弟ナイフボックスは伊G1ローマ賞を制すなど、英仏伊で重賞を7勝しています。

本馬は2023年の北海道サマーセールで484万円にて取引されています。
2024年6月30日の小倉芝1200mの九州産馬限定新馬戦でデビューし2着。馬体重は434キロでした。2頭による先行争いから4コーナーで先頭に立ちましたが、ゴール前で外から勝ち馬に交わされて1馬身半差での惜敗。連闘での同距離戦では外の2番手から4コーナーで先頭に並びかけようとしたものの、再度離されてしまい1馬身差の2着でした。
中1週でオープンのひまわり賞へ格上挑戦し先行争いを見る4番手につけると、ゴール前で前へ迫ったものの３/4馬身+クビ差の3着での入線でした。
8月の中京芝1400m戦で逃げて7着に敗れると、秋の新潟の直線競馬で7着、京都の芝1200m戦では中団追走から5着敗退。11月の京都ではダート1200m戦に使われ、逃げの手に出たものの直線で伸びを欠き13着に敗れています。
今年は1月の佐賀の1400m交流戦から始動。外から先頭に立つも4コーナーで勝ち馬に交わされましたが、その後はゴール前まで粘りを見せ0秒1差の4着となっています。そして3月2日の小倉芝1200m戦ではゲートで後手となってしまい、そのまま3秒6差の殿18着敗退でした。
2歳夏の九州産限定戦では競馬になったものの、相手が変わるとスピード不足なのが否めません。地方のダートでリスタートして使いつつ体を成長させていくほうがいいと考え、今回のオークションへ出品させていただきました。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年4月2日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年3月2日（日）　2回小倉12日　2R　3歳未勝利　　芝1200m（稍重）
　　　結果18着　　タイム1:13.8（1着馬からのタイム差3.6秒、5着馬からのタイム差2.8秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※グリーンファーム甲南（滋賀県甲賀市甲南町新治）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
3月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：宮嶋 哲也（インボイス登録あり）