アイノメバエ　　牝５歳　　※地方競馬　在籍

父メイショウボーラーはデビュー4連勝で小倉2歳S、デイリー杯2歳Sに優勝。その後のG1ではあと一歩勝ち切れない競馬が続きましたが、4歳を迎えてダートに舞台を移すと詰めの甘さが解消。ガーネットS、根岸SとG3を連勝し、続くフェブラリーSで待望のG1初制覇を飾りました。その後は白星から遠ざかったものの、スプリンターズSで2着に食い込むなど、スピードを生かす距離ならば芝、ダートを問わずに活躍を続けました。種牡馬としても芝、ダートの双方で一流馬が輩出しており、ニシケンモノノフ（JBCスプリントなど重賞4勝）、エキマエ（兵庫CS）、ラインミーティア（アイビスサマーダッシュ）、ショーウェイ（ファンタジーS2着）、キタノヴィジョン（マイルCS南部杯3着）などが活躍。ドラゴンゲート（佐賀がばいダッシュ連覇など佐賀重賞5勝）、フジラプンツェル（プリンセスCなど盛岡重賞3勝）、ツーエムマイスター（盛岡重賞・OROターフスプリント）、ダンツブルース（佐賀・大観峰賞）といった地方競馬の重賞勝ち馬も多く送り出しています。

母系に関しては、母チャーミングメイトは不出走、他のきょうだい2頭ともに未勝利ですが、祖母マジックシアターがフラワーC3着の実績馬。近親にはナイキアースワーク（ユニコーンS、ダイオライト記念3着、ジャパンダートダービー4着）、ドラゴンファイヤー（シリウスS、アンタレスS2着）といった重賞ウイナーがいます。

本馬は、2022年9月29日の船橋ダート1000mでデビュー。6頭立ての3番手に付け、序盤から後続を離して先行する2頭に食らいついていきましたが、3コーナー過ぎにいち早く手が動き、直線も伸び切れず、勝ち馬から2秒8差の4着に敗れてしまいます。以降も1200mを中心に走って6戦続けて掲示板外と厳しい競馬が続きましたが、デビュー8戦目となる2023年9月29日の船橋1200mでは8頭立ての5番手から徐々に位置を上げ、メンバー3位の上がりを使って1秒7差の3着を確保。さらに4週後の同舞台では10頭立ての2～3番手から直線でしぶとく伸びて0秒5差の3着に好走します。さらなる前進が期待されましたが、以降は流れに乗り切れない競馬が続き、18戦して5着1回が最高。前走は今週3月11日の船橋1200mに臨みましたが、12頭立ての後方2～3番手から伸びを欠き、2秒4差の8着に終わっています。

調教で掛かるところがありますが、ササったり、モタれたりするところはないです。また、ゲートは先入れで、枠内の駐立は問題ないです。
デビュー2戦目の2022年11月30日から4カ月半、9戦目の2023年10月23日から2カ月半と、本馬としては間隔があいていますが、ともに馬体成長を促す休養でした。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
コンスタントに使ってきましたが、デビュー時の406㎏から増減（395～418㎏）しながら前走でも406㎏と体が小さく、成長力にも欠け、船橋では力不足が否めません。入替整理もあり、このタイミングでオークション出品となります。（船橋競馬・渡邊貴光調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※船橋競馬場・渡邊貴光厩舎（千葉県船橋市若松）に在厩しています。早めの引取りをお願いいたします。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。。
3月18日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：勝田 輝之