マウリノ　　牡４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のレイデオロはキングカメハメハ産駒2頭目の日本ダービー馬。4歳秋に天皇賞を制したほか、3歳時のジャパンCと4歳時の有馬記念で2着に入っています。2020年からスタッドインしまており、現4歳の初年度産駒ではアドマイヤテラが菊花賞で3着に入り、すみれSを勝ったサンライズアース、白百合S勝ちのミナデオロ、今年のニューイヤーSを勝利したトロヴァトーレと3頭のリステッドレース勝ち馬が誕生。また現3歳世代ではカラマティアノスが共同通信杯2着、ウォーターガーベラがチューリップ賞2着、ボンヌソワレはフィリーズレビューで3着に入っています。

いっぽうの母系ですが、母のマウレアは阪神JFの3着馬で、チューリップ賞と紫苑Sでも2着に入っています。2代母のバイザキャットは米1勝。母の全姉であるアユサンは2010年の桜花賞馬で、その産駒で本馬の従兄弟にあたるドルチェモアは新馬、サウジアラビアロイヤルC、朝日杯FSと3連勝し2022年の最優秀2歳牡馬に選出されています。遡ると3代母のバイザファームは米G1トップフライトHを制すなど重賞5勝をあげ、G1で2度の2着があります。3代母の仔ストームブローカーは米G3ベンアリSの勝ち馬で、3代母の半兄イメジオヴグレイトネスは米G1サンフェリペHを優勝しています。

本馬は2023年6月18日の東京芝1600m新馬戦でデビューし6着。前半はスピードに乗れず最後方からの競馬となりましたが、ラストは出走メンバー中2位タイの上がり3ハロンをマークして勝ち馬から1秒6差まで差を詰めています。8月の新潟芝1800戦では1秒3差の4着。その後は成長途上でトモが弱く牧場で時間かけて調教を積むことになりました。
3歳3月に復帰しますが、5戦して掲示板に載ることなく6月30日の函館芝2000m戦8着をもって岩手競馬へ移籍。9月29日の水沢1300m戦では2番手追走から2馬身差の2着でしたが、10月7日の盛岡1200m戦では3番手からレースを進め直線で外から前の馬を捕らえて初勝利をあげます。さらに翌週の1200m戦では逃げて後続に6馬身差とつけて2勝目をあげ、JRAへの再転入要件をクリアしました。
昨年12月7日の中京芝2200m戦からJRAへ復帰するも16着。今年2月の小倉ではダート1700m戦に使われるも11着。3月2日の同距離戦で16着に敗れると、中1週となった3月16日の中山ダート2400m戦では2周目の向正面で落馬した馬の影響を受けて下がってしまい14着敗退。1着馬との着差は12秒9でしたがタイムオーバーによる出走制限の適用を除外となっています。
再登録後の1勝クラスで4戦するもJRAでは力不足なのが否めず、今回のオークション出品となりました。
岩手での3戦の成績からも、地方でリスタートしての活躍に期待です。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
3月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：落合 幸弘（インボイス登録あり）