ジュエリーオブラヴ　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父コパノリッキーは多くのダートの猛者を送り出しているゴールドアリュール産駒。フェブラリーS連覇や東京大賞典などダートGⅠ競走を11勝。7歳の引退まで長きにわたってダート界の頂点に立ち続け、2018年から種牡馬入りしました。2021年に初年度産駒がデビュー。コパノニコルソンはOPまで出世し、セカンドクロップからもアームズレイン（りんくうS、ペルセウスS、根岸S2着）、コパノパサディナ、ペプチドソレイユ、ヒューゴ、エランティスがOP入り、3世代目のテーオーパスワードは新馬戦、伏竜Sを連勝し、米G1ケンタッキーダービーでも5着に健闘。1月の瀬戸Sでも勝利しました。地方でもファーストリッキー（高知・金の鞍賞）、エコロクラージュ（楠賞など園田重賞3勝）、セブンカラーズ（名古屋・東海ダービーなど地方重賞6勝）、シンメデージー（高知・土佐秋月賞など地方重賞4勝、佐賀記念2着、東京ダービー4着）、ブリスタイム（ネクストスター笠松）などの重賞活躍馬を送り出しており、多くの産駒に持ち前のパワーが受け継がれています。

一方、母系を見ますと、母ジャスティンラヴは函館の芝1200ｍで1勝。祖母ピースオブラヴは中央で3勝、地方で6勝を挙げ、マーメイドS2着、愛知杯4着など重賞でも活躍しました。現役ではおじのミカエルパシャが新馬勝ち後に東京スポーツ杯2歳S5着、若駒S3着と好走して前走で2勝目を獲得。5代母カネジョリーから広がるファミリーからは、きさらぎ賞を勝ち、阪神3歳S4着のイブキカネールや、武蔵野Sで3着になるなどダートのオープンクラスで活躍したナムラミラクルなどが出ています。

先週3月14日の船橋・3歳八未出走未受賞（ダ1200m）でデビューしました。ゲートが開くと立ち上がるような形になってしまい、大きく出遅れ。道中は最後方を追走する展開で、さらに3～4コーナーで前がペースアップすると、ついて行くことができず、離され気味になってしまいました。このままシンガリ負けかと思われましたが、直線に入ると、走りが一変。力強く加速し始め、最終的に2頭を抜いて、7着でゴールを駆け抜けました。上がりタイムはメンバー中4位とまずまず。デビュー戦だったことを考えると、最後に能力の一端を見せてくれたことは、収穫の一つだったと思います。

デビュー戦の1着馬の体重が540㎏だったほか、ほとんどの馬が450㎏以上で出走していた中、本馬は出走メンバーの中で最軽量の407㎏。パドックを周回する姿は、他馬と比べて小さく見えました。父コパノリッキーは約540㎏の超大型馬でしたので、まだまだ成長途上であることは間違いないと思います。もっと体が大きくなってくれば、自ずとスピードやパワーが強化され、レースでのパフォーマンスも向上するはず。今後も調教やレースを積み重ねながら、成長を促していけば、成績の方にも反映されるでしょう。キャリアもまだ1戦ですし、伸びしろしかないと言っても過言ではないと思います。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。

ウォーキング動画はこちらからご確認ください。

【本馬についての現状説明】
心身ともにまだ成長途上の段階ですが、現状を考えると、南関東ではスピード不足が否めません。扱いやすいタイプで、他場に行っても、すぐに環境に慣れてくれると思います。（船橋競馬・山下貴之調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※チャンピオンヒルズ分場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
3月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) チャンピオンズファーム（インボイス登録あり）