バンドールロゼ　　牡６歳　　※地方競馬　在籍

父のロージズインメイはデヴィルヒズデューの産駒で、米G1ホイットニーHとドバイワールドCを制覇しました。2006年から本邦でスタッドインし、初年度産駒のドリームバレンチノがJBCスプリントに優勝したほか東京盃やシルクロードSなど芝とダートで重賞を計5勝。以後もコスモオオゾラが弥生賞に勝利し、サミットストーンは浦和記念に勝ち東京大賞典で3着となり2014年のNAR年度代表馬に選出されました。またローズジュレップは兵庫ジュニアグランプリを制し全日本2歳優駿でも3着に入り2016年のNAR２歳最優秀牡馬に選ばれるなど、多くの活躍馬を輩出しました。

いっぽうの母系ですが、母のヤマサラグランジュは2勝。きょうだいは半姉のリトルウィッチが1勝、ラグランジアは盛岡で2勝、フラワーフェスタとスズランムスメが地方競馬で各1勝、半兄のネクストステージは高知で2勝、半弟のシャコンヌは浦和で2勝をマーク。2代母のキョウエイアンは2勝、叔父のサビーナクレスタはJRAで3勝後に水沢で1勝。遡ると4代母のインターグロリアは桜花賞馬で、エリザベス女王杯など重賞を6勝し有馬記念でも2着。また中京記念を勝ったメイショウキオウとインターアニマート、金沢の交流重賞サラブレッドチャレンジCの勝ち馬キングデールは同じファミリーの出です。

本馬は2021年11月7日の阪神ダート1200m新馬戦でデビューし7着。4戦目となった2022年1月23日の中京ダート1400m戦では6番手追走から直線で外に出されて追われると、ゴール直前で逃げ馬をクビ差交わして初勝利をあげました。
1勝クラスでは5着に2度入ったもののそれ以外では苦戦し、2023年7月の園田1400m交流戦で3着後に左回りでの出走機会を得るべく栗東から美浦へ転厩しました。転厩後は逃げの手に出て4着、2着、2着と好走すると、10月28日の新潟1200m戦では1番枠から先頭に立ち後続に3馬身差をつけて2勝目をマークしています。
もっとも2勝クラス昇級後は2ケタ着順が続き、今年１月12日の中山1200m戦10着後にJRAから浦和競馬へと移籍します。2月27日の浦和1500mからリスタートしましたが10着。連闘で出走の川崎1600m戦では勝負処から反応が鈍くなり殿12着敗退。そして3月17日の浦和1400m戦では後方3頭目からの追走となり、ラストも伸びがなく勝ち馬から1秒9差の12着に敗れています。
レース後関係者で協議をした結果、ファンド運用を終了することになりこのたびのオークションへ出品させていただきました。
JRAで2勝したように力はあるのですが、現状気持ちの問題なのかいい走りができていません。良くなるには時間がかかるかもしれませんが、使いつつの変わり身に期待です。
なお前走後にトモ脚がクモずれしている状態でしたが、外傷程度に酷くなっていません。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
能力は持っていると思いますが、気持ちの面で走れていない現状だと思います。（浦和競馬・小澤宏次調教師）


※2022年12月11日の競走において、枠内駐立不良（立上る）となっています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
3月25日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) ノルマンディーサラブレッドR（インボイス登録あり）