コルコバードヒル　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のシルバーステートはディープインパクトの産駒で、現役時代には2度のレコード勝ちを含め5戦4勝。すべてノーステッキでの楽勝で4連勝を果たすなどしましたが、怪我のため引退して2018年からスタッドインしました。初年度産駒からファンタジーSに勝ち、桜花賞2着惜敗のウォーターナビレラを輩出。その後もエエヤンがニュージーランドTを制しセイウンハーデスが七夕賞、リカンカブールは中山金杯を勝利しています。またランスオブカオスは朝日杯FSの3着馬です。地方競馬ではトノパーが大井の京浜盃で2着、ベアサクシードは名古屋の駿蹄賞で2着に入っています。

いっぽう母系ですが、母のクルザダアメリカーナは伯G1ジョアンCフェラス大賞を制覇。半兄のフォースフィールドがJRA1勝後に水沢で1勝、トーコーポセイドンは地方競馬で12勝をあげ園田ジュニアCなど重賞を3勝、半姉のバライロノキセキはJRA2勝、ピスカピスカはシンガポールで2勝をあげるなど、きょうだいは7頭が勝利を収めています。2代母のスプリングプリンセスは伯G3ジョゼPノゲイラ大賞の勝ち馬です。遡ると4代母ペイルハンズの曾孫にG1ブラジル大賞を制したクイーンデゼジャダがいるなど、一族にはブラジルの重賞ウイナーが複数います。

本馬は2024年の北海道トレーニングセールで396万円にて取引されています。
今年3月23日の中京芝1400m未勝利戦で既走馬相手にデビュー。馬体重は394キロでした。1頭離された最後方からの競馬となり、そのまま勝ち馬から5秒7差、17着の馬からも2秒8離された殿18着に敗退。レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられました。
心身ともに成長途上の現状であり、体力不足が否めません。このままJRAのレースを続戦していくよりも、地方でリスタートしてレースを使いつつ成長を待つほうがこの馬にとっていいとの判断から今回のオークションへ出品いたしました。
地方競馬で活躍しているきょうだいもおり、この馬も成長して体力がついてくれば変わってくるものと考えています。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年4月23日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年3月23日（日）　2回中京4日　4R　3歳未勝利　　芝1400m（良）
　　　結果18着　　タイム1:27.6（1着馬からのタイム差5.7秒、5着馬からのタイム差5.2秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※KSトレーニングセンター（茨城県牛久市奥原町）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
3月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：日向 英二