ボッカルーポ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のスワーヴリチャードはハーツクライの直仔で大阪杯とジャパンCを制覇し、ダービーでは2着に入りました。2020年からスタッドインしており、レガレイラがホープフルSに優勝したほか、コラソンビートが京王杯2歳Sを制すなど初年度産駒が活躍して2023年のファーストシーズンサイアーチャンピオンに輝きました。その後もスウィープフィートがチューリップ賞、アドマイヤベルがフローラSに勝利し、菊花賞ではアーバンシックが産駒2頭目のGⅠウイナーとなりました。さらにレガレイラが64年ぶりとなる3歳牝馬による有馬記念勝ちを果たしており、注目を集める種牡馬です。

いっぽう母系ですが、母のブラウンローズは園田で2連勝してJRAへ再転入し、7歳まで現役を続けました。伯母のトウカイミステリーは北九州記念を制し、タイキメビウスはアイビスサマーダッシュで3着に入っています。伯父のナムラビッグタイムはニュージーランドＴの3着馬。本馬の従兄弟には大井のハイセイコー記念に勝ち米G1サンタアニタダービーでは2着惜敗となりNAR特別表彰馬に選出のマンダリンヒーローがいます。また母の従姉妹にあたるアーバンストリートはシルクロードSの勝ち馬、4代母のフリーズザシークレットは英G3ネルグウィンSを制し英オークスと英1000ギニーの2着馬です。

本馬は2024年10月26日の東京芝1400m新馬戦でデビュー。馬体重は442キロでした。まずまずのスタートから13頭立ての7番手のインを追走しますが、直線で前との差が詰まらず1着馬から1秒4差の8着に敗れています。
11月の京都芝1600m戦では外から押していって先頭に立ちますが、4コーナーで後続に交わされると伸びを欠き勝ち馬から4秒3離された殿14着に敗退。レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられました。
休養を挟み今年2月23日の京都ダート1200m戦で復帰。中団の外からのレースとなり、直線で追われるも14頭立ての11着でのフィニッシュ。1着馬との着差は1秒5でした。
そして3月22日の阪神ダート1400m戦では後方から3、4番手からの追走となったものの、ラストで伸びがなく勝ち馬から2秒2差の14着に敗れています。
調教での動きは悪くない馬ですが、良化が遅いのかレースで走れていません。そこで地方でリスタートしてレースを使いつつ変わり身を待つほうがこの馬にとっていいとの考えから、このたびのオークションへ出品いたしました。
地方で使いつつ良化に期待です。
なお本馬は、獣医の診察を嫌うところがありますので、注意してください。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
3月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：大塚 亮一（インボイス登録あり）