ゲヴァント　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

本馬は、ビッグレッドファームで育成されました。骨折、度重なるフレグモーネ、そして負荷を強めるとスクミの症状が頻発することからデビューが4歳の3月までずれ込みました。非力で体力不足と指摘されてきましたが、ようやく先日デビューをむかえられました。ただ、1勝クラスへの格上挑戦だったにせよ勝馬から5.5秒離されてタイムオーバーとなる厳しい結果で、このたびオークションに出品することになりました。公表事項が多岐にわたっており、これらを必ず確認いただき、必要に応じて実馬の確認なども行った上でご検討ください。現況をご理解、ご納得の上でのご購買ならびにノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

以下の公表事項をご確認ください。
・2022年6月、牧場で放牧中に左前腕を外傷。皮膚がはがれた箇所を縫合しています。その後は問題なく進められています。
・2024年2月、トレセンでデビューに向けて調整中に右前脚の歩様が硬くなったため、検査を行った結果、骨片が見つかりました。手術は行わず、保存治療で様子を見て、影響なく乗り進められています。
・2024年5月、馬房で寝違えて左前繋と右飛節を裂傷。フレグモーネになりましたが、この時はスムーズに回復しています。
・2024年6月放牧中に左前跛行。フレグモーネで熱発しましたが、治療ののち、回復しています。最近は少なくなりましたが強い負荷をかけた後に疝痛を発症することがあります。痛み止めがきかないこともありましたが、いずれも回復して進められています。また、負荷を強めると頻繁にスクミの症状を発症します。坂路を上った後に汗を極度にかき始め、動けなくなって馬運車で厩舎まで戻ったこともあります。
・2025年2月、右前球節の骨折と同じタイミングでフレグモーネを発症。右前の歩様の悪さは骨折のほうが原因とみられていたことからフレグモーネへの対応が遅れ、関節内部まで感染、炎症が及んでしまいました。その後、投薬治療等の末ようやく完治に近い状態まで回復。以降は問題なく乗り進められています


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年4月22日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年3月22日（土）　2回中京3日　9R　金山特別　4歳以上1勝クラス　　芝2000m（良）
　　　結果17着　　タイム2:05.7（1着馬からのタイム差5.5秒、5着馬からのタイム差5.2秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※2024年2月、調教後の検査で右前球節に骨片を確認。事故見舞金12号（調教中の事故により事故発生の日から3ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
3月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) サラブレッドクラブ・ラフィアン（インボイス登録あり）