ホウオウエニシ　　牡５　　※中央競馬　登録抹消

父のキズナは2013年の日本ダービー馬で、国内外で重賞5勝をマーク。ディープインパクトの後継種牡馬としてスタッドインし、2019年にデビューした初年度産駒の活躍でファーストシーズンチャンピオンサイアーを獲得しました。その後もアカイイトがエリザベス女王杯馬を制し、ソングラインは安田記念連覇などGⅠ3勝。さらに2024年にはジャスティンミラノが皐月賞を制すなど12頭の産駒がJRA重賞15勝、交流重賞も1勝して総合リーディングサイアーに輝いています。産駒は芝、ダートを問わず、2歳戦から古馬戦まで活躍しており、人気の万能種牡馬です。

いっぽうの母系ですが、母のフサイチジェットは未勝利。半姉に交流重賞のTCK女王盃に勝ちエンプレス杯3着のビスカリア、全兄にオープン特別の総武Sを勝つなどJRAで5勝のホウオウルバン、半兄にはJRA5勝のシンキングマシーン、JRAで2勝後に高知で6勝のホウオウジャッジ、半妹には金沢の交流戦を勝利したホウオウシンデレラがいます。また母の従兄弟にあたるロングオンヴァリューは加G1ハイランダーSを制するなど北米で重賞を3勝し、米G1アルクオズスプリント2着に入っています。このほか米G3ハニービーS3着のプレイリーパイオニアも同じファミリーです。

本馬は2020年のセレクトセールで2200万円にて取引されています。
2022年12月11日の中山芝1800m新馬戦でデビューし14着。ゲートで後手となり中団やや後ろ寄りから追走し、勝ち馬から2秒9差での入線。2戦目からはダートに使われますが、一度も掲示板に載ることがなく8月の新潟1800m戦12着後に岩手競馬へ移籍します。
10月23日の盛岡1400m戦から再始動し、3番手からレースを進め直線で外から抜け出して初勝利をあげます。その後の3戦では2着、2着、4着でしたが、12月26日の水沢1400m戦で外の2番手追走からゴール前で抜け出して2勝目。翌年3月17日の水沢1600m戦では好位のインから直線で先頭に立つと後続に2馬身差をつけて3勝目をあげ、JRAへの再転入要件をクリアしました。
その後は北海道の牧場で休養に入り、馬体調整と馬房調整の関係で12月の水沢戦を使われてからJRAへ復帰。今年1月の中山ダート1800mからリスタートし、中団から追走からそのまま伸びなく12着。2月の東京ダート1600m戦では好位グループのすぐ後ろからレースを進めるも直線で伸びなく3秒3差の12着。そして3月23日の中京ダート1800m戦では最後方追走から、そのまま4秒6差の殿16着に敗れています。
JRAに復帰し1勝クラスで3戦したものの力不足なのが否めず、今回のオークションへ出品いたしました。岩手でのレース内容からも、地方の環境でリスタートして活躍してくれることに期待です。

以上、記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
3月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：小笹 芳央（インボイス登録あり）