エメラルドビーチ(IRE)　　牡５　　※中央競馬　登録抹消

エメラルドビーチ (IRE) をご紹介いたします。

父はGleneagles (IRE) です。2歳時に芝1400mのG1、ヴィンセントオブライエンナショナルSに優勝し早くから頭角を現すと、3歳時には英・愛2000ギニー、セントジェームスパレスSを3連勝で制すなど、素晴らしい成績を残して引退。種牡馬入り後はこれまでに、米・マンノウォーSを制したHighland Chief (IRE)、昨年の英・ジュライCの覇者Mill Stream (IRE) ら4頭のG1勝ち馬を送り出しており、日本においてもショックアクション (IRE) が新潟2歳S (G3) に優勝。産駒は世界各地で活躍しています。

本馬の母、Sea Chanter (USA) は米国において、芝マイルのミエスクS (G3) を制し、ダート1700mのオグデンフィップスH (G1) では3着入着を果たすなど、二刀流の活躍を見せた実績馬です。また、2代母のSmooth Charmer (USA) も 米・ダートマイルのシュヴィーH (G1) において2着と良績を残しており、さらに3代母Oscillate (USA) から広がるファミリーには、2023年のフローラS (G2) 勝ち馬ゴールデンハインドも名を連ねており、本馬は代々重賞勝ち馬が輩出する、一流ファミリーの出身となっております。

本馬は2023年4月9日の阪神・ダート1200mの未勝利戦でデビューを迎え、既走馬相手に4着と初戦から掲示板を確保。2戦目となった4月23日、京都・ダート1400m戦において、スタートを決めて2番手を確保し、勢いそのままに直線早々と先頭に並ぶと、その後は上がりタイム2位となる一気の末脚で抜け出し完勝。

デビューは遅れたものの、早々に勝ち上がりを決めた本馬は1勝クラスでも掲示板を外さない安定感を見せ、2023年10月8日の京都・ダート1400m戦で2着、続く10月29日の同条件戦では3着とすると、翌2024年1月7日の京都・ダート1200m戦において、馬群中団外目を追走し、4コーナーでは大外を回って進出を開始。直線では上がりタイム2位で追い込んで先行馬を差し切り優勝。鮮やかなレースで2勝目をマークしました。

その後の3戦は展開が向かずに後方から伸びあぐねる、といったレースが続きましたが、2024年8月17日の四日市特別 (中京・ダート1400m) において、道中は最後方のポジションながらも３コーナーあたりから徐々に進出を開始。直線入口を11番手あたりで通過すると、上がり最速タイムの末脚を繰り出して他馬をごぼう抜きし、見事に3勝目を手にしました。

その後は3勝クラスで5戦を経験した本馬でしたが、2025年3月15日の中京スポーツ杯 (中京・ダート1400m) において、0秒9差の11着に敗れたタイミングで、新たな活躍の場を求めての上場となりました。本馬は最終出走時の馬体重が532キロと雄大な馬格を有しており、これまでに大きな間隔を空けることなくコンスタントに出走を重ねることができておりました。3勝クラスにおいても、2025年1月26日の江戸川ステークス (中山・ダート1200m) においては、最後方から馬群のインを縫って鋭く伸び、上がりタイム2位の末脚で勝ち馬と0秒5差、2着馬とは0秒3差の6着でゴールしており、現級でも上位の実力を示しておりました。新天地で更なる鍛錬を積み、もう一花咲かせて欲しいと願うばかりです。

なお、本馬の現状は以下の通りです。

・全身に皮膚病が認められます。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
3月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）