モズミツボシ　　牡６　　※中央競馬　登録抹消

父のグランプリボスはサクラバクシンオーの産駒で、2歳時に京王杯2歳Sと朝日杯FSを連勝して最優秀2歳牡馬に選出。3歳時にはNHKマイルCに優勝し、2つ目のGⅠタイトルを手にしました。古馬になってからはマイルGⅠで３度の２着惜敗があり、6歳暮れの香港マイル3着をもって引退種牡馬入りしています。産駒はモズナガレボシが小倉記念を制し、モズミギカタアガリが交流重賞のエーデルワイス賞に勝利。また岩手の東北優駿勝ち馬リュウノシンゲンが地方競馬で重賞を12勝したのをはじめ、川崎の鎌倉記念を制したリーチなどこれまでに6頭の地方競馬重賞ウイナーが誕生しています。

いっぽう母系のですが、母のモズフリムカナイデは未勝利。全兄に小倉記念勝ち馬のモズナガレボシがおり、全妹のモズアンタレスは2勝、ノースビクトリーは船橋で2勝をあげています。伯父のラインプレアーはオープンの谷川岳Sを勝つなどJRAで6勝し、浦和の重賞ゴールドCで3着。遡ると4代母のキーパートナーの仔に米G2マッチメイカーSなど重賞2勝のキーダンサー、孫には菊花賞馬ダンスインザダーク、オークス馬ダンスパートナー、桜花賞馬ダンスインザムード、さらにダービー2着のエアダブリンがおり、曾孫には天皇賞（春）を制したスズカマンボがいるなど活躍馬多数のファミリーです。

本馬は2021年12月12日の阪神ダート1800m新馬戦でデビューし3着。2番手グループの外を追走し、勝ち馬から0秒4差で入線しています。以降の2戦では5着、10着でしたが、立て直された2022年5月14日の新潟ダート1800m戦では逃げの手に出て、直線で後続の追い上げをクビ差抑えて初勝利をあげました。
1勝クラス3戦目となった2023年1月28日の小倉ダート1700m戦では好スタートから後続を突き放して先頭に立ったもののゴール直前で交わされ0秒1差の3着。その後は5月の新潟ダート1800m戦で逃げて2着に入り、6月の阪神ダート1800mでは中団のイン追走から直線で差を詰めて1馬身差の2着惜敗となっています。
以降は2度の4着があったものの、昨年6月の京都・木屋町特別8着以来となった今年3月9日の阪神ダート1800mで2秒8差の7着。そして3月23日の同距離戦でも好位追走から伸びを欠き、3秒3差の12着に敗れています。
現クラスで一息の競馬が続いていることもあって、このたびのオークションへ出品いたしました。
地方のダートでリスタートして、活躍してくれることを期待します。
なお本馬は夏に弱い馬で、間隔を空けて休ませていました。
また現在、両後肢に皮膚病が見受けられます。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
3月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) キャピタル・システム（インボイス登録あり）