エコロディーナ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のブリックスアンドモルタルはジャイアンツコーズウェイの産駒で、5歳時にブリーダーズCターフ、アーリントンミリオンS、ターフクラシックSなどG1を年間5勝。米年度代表馬に選出され、翌2020年から本邦でスタッドインしています。初年度産駒のゴンバデカーブースがサウジアラビアロイヤルCに勝ち、イーグルノワールは兵庫ジュニアグランプリに勝利し全日本2歳優駿では2着に入っています。またアンモシエラはJBCレディスクラシックに優勝し、交流GⅠ昇格初年度の羽田盃で2着。産駒は芝、ダート不問であり、2歳戦から古馬戦まで活躍しています。

いっぽうの母系ですが、母のレイヌドネージュは4勝。半兄のドゥカーレは佐賀で3勝、ベンハーは大井で2勝、半姉のレイヌドサーブルは東海地区で4勝しています。2代母のイルネージュは1勝、3代母のジュウニヒトエは3勝をマーク。遡ると4代母のスズタカプリンセスは金鯱賞の3着馬で、同馬の仔にオープンの忘れな草賞に勝ちGⅠ阪神3歳牝馬Sと札幌3歳Sで3着に入ったカシワズビーナス、5代母のスコツチプリンセスの孫にはマイルCSを連覇しスプリンターズSも制覇したデュランダルや中日スポーツ賞４歳S勝ち馬のサイキョウサンデーがいます。

本馬は2022年のセレクトセールで3410万円にて取引されています。
2024年6月30日の福島芝1800m新馬戦デビューし9着。馬体重は444キロでした。まずまずのスタートから1コーナーでは先頭に立ちましたが、向正面で交わされて3番手追走となります。直線で追われてから伸びを欠き、勝ち馬から1秒1差での入線でした。
10月の新潟芝1400m戦では中団のインからレースを進め、直線では出走メンバー3位の上がり3ハロンをマークして0秒6差の6着。12月の中京芝1400m戦ではゲートで後手となりましたがすぐに馬群に追いつき中団を追走し、直線ではインから差を詰め1着馬から0秒8差の4着。そして今年1月の中京芝1400m戦でも中団からのレースとなり、直線で外に出して追われるも伸びを欠いて1秒8差の14着敗退でした。
その後は放牧を挟み3月29日の中京ダート1400m戦へ出走。前半は大きく固まった先行グループの後ろにつけ、馬群がバラけると中団のイン追走となりました。もっとも追われてから伸びがなく14着での入線。1着馬からは4秒0離されました。
前走後関係者で協議した結果、JRAでの続戦を諦め地方でレースを使いつつ良化を待つほうがいいとの判断から今回のオークションへ出品することになりました。
デビューから4戦は芝に使われ、最高着順は4着。前走は14着に敗れましたが、初めてのダートで走れなかった感があり、慣れれば問題がないものと思われます。地方のダートでの変わり身に期待です。

なお、現在以下の状態が見受けられます。
・右トモ内外外傷
・体皮膚病

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※2025年1月6日の競走において、枠内駐立不良（坐る）となっています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
4月5日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：原村 正紀（インボイス登録あり）