イリバーレ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のビーチパトロールはレモンドロップキッドの直仔で、セクレタリアトＳ、アーリントンミリオン、ジョーハーシュターフクラシックＳと米G１を３勝。ほかにBCターフなどG1で4度の2着などの成績を残し、2019年から本邦でスタッドインしました。これまでにシーウィザードが新潟2歳S3着後にオープンの芙蓉Sに勝利し、サンマルパトロールは交流重賞の白山大賞典で3着に入っています。また地方競馬ではライズゾーンが船橋の東京湾Cに勝ち、岩手のサクラトップキッドがやまびこ賞と北上川大賞典を制し東北優駿でも2着となるなど、産駒は芝・ダートを問わず活躍しています。

いっぽうの母系ですが、母のウィズジョイは岩手で2勝。2代母のハニーパイは交流重賞のエーデルワイス賞を制し兵庫ジュニアグランプリで3着に入ったほか、ホッカイドウ競馬の重賞リリーCに勝利するなどしてNAR賞2歳最優秀牝馬に選出されています。伯父のサトノユニゾンはJRAで3勝後に船橋で2勝、叔父のハリウッドブルースは昨年末の京都で2勝目をマーク。母の従兄弟にあたるバトゥーキはJRAで4勝をあげオープン入りを果たしました。遡ると5代母のイスズアローの仔にGⅢフェブラリーHと札幌記念を制したリキサンパワーがいます。

本馬は2024年11月30日の中京ダート1800m新馬戦でデビュー。馬体重は478キロでした。まずまずのスタートから3番手グループを追走し、直線ではいったん置かれましたがラストで前の馬を交わし4着での入線。勝ち馬との着差は1秒5でした。
中1週の同距離戦では中団からのレースとなり。3コーナーでは最後方まで下がってしまいます。直線でバテた馬を１頭交わし、1着馬からは2秒7差の14着に敗れています。
その後は休養を挟み今年3月25日の金沢1500m交流戦から再始動。後方からのレースとなり徐々に前との馬を詰めたものの3秒0差の5着。そして3月30日の中京ダート1800m戦では中団追走となり、直線でも伸びがなく12着敗退。1着馬との着差は6秒4で、タイムオーバーによる出走制限を課せられました。
ここまで4戦に使われましたが、JRAではスピード不足なのが否めない現状です。そこで地方のダートでリスタートしてレースを使いつつ力をつけていくほうがいいとの判断から、今回のオークションへ出品いたしました。
環境を変えての変わり身に期待です。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年4月30日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年3月30日（日）　2回中京6日　3R　3歳未勝利　　ダ1800m（稍重）
　　　結果12着　　タイム2:01.7（1着馬からのタイム差6.4秒、5着馬からのタイム差4.9秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※グリーンファーム甲南（滋賀県甲賀市甲南町新治）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
4月5日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：畑佐 博