エイシンガーベラ　　牝３歳　　※地方競馬　在籍

父エイシンヒカリはデビューから5連勝でオープン入りを果たすと、４歳春にエプソムカップ(G3)、毎日王冠(G2)を連勝。続く天皇賞秋(G1)では、９着になるも、暮れの香港カップ(G1)で巻き返し、初のG1タイトルを獲得。翌年は欧州遠征に挑戦し、イスパーン賞(G1)を１０馬身差の圧勝で世界ランキング暫定１位の127ポンドを獲得し、世界からも大きな評価を与えられました。代表産駒には、エイシンヒテン(ローズSG2,2着、秋華賞G1,4着)、エイシンスポッター(安土城S、鞍馬S)のオープン馬を筆頭に、地方競馬では、エイシンケプラー、エイシンシュトルムの2頭が南部駒賞(重賞)を2世代連続で勝利するなど、芝ダート問わない活躍を見せています。

母トピカⅡはミエスク賞(仏G3)を勝利し、仏1000ギニー(仏G1)3着の実績馬。叔母にBocca Baciata（キルボイエステイト愛G2、ダンスディザインS愛G3、プティボリ―S愛G1、2着）やKalasa(エドモンブラン賞仏G3)。近親にナタルマS(G1)を勝利したLa Pelosa　、Perugina(エクリプス賞仏G3)など海外の重賞活躍馬を多数、輩出しています。

本馬は2歳6月門別競馬場JRA認定フレッシュ競走ダート1000mでデビューします。レースはスタートでやや後手を踏み、後方からの競馬となり、直線は最内を進みますが伸びを欠き、7着となります。その後、心身の成長を促すため、約8か月の休養に入り、迎えた2戦目は姫路3歳C2ダート1500m。ここでもスタートはやや後手を踏み後方からの競馬となります。道中は手応え良く手綱を抑え、向こう正面で外から一気に3番手まで捲るような感じで、3，4コーナーの手応えも良く直線へ入りますが、外差し決着の展開が合わず、6着となります。しかし初戦からの比較で内容は確実に良化を感じさせました。中3週で挑んだ3戦目はスタートを決め、行きっぷり良く外枠から先行し、道中は2番手で競馬を進めますが、4コーナーでは手応えが無くなり直線は粘れず9着。4走目の前走は距離を1230mに短縮。スタートは正常に決め、道中はインの中団からの競馬。速い流れに向こう正面から手が動き始め、3，4コーナーでは外を回るロスがありながらも、直線はジワジワと脚を使い上がり3位タイの脚を使い5着となり、ここまでで1番の内容を見せました。この度頭数整理でオークション出品となりますが、キャリアの浅い3歳馬で、レース内容も確実に良化を見せています。馬体重は420キロ台と小柄で、牝馬らしいテンションの高さがあり、まだまだ課題の多い馬ですが、その分まだ、上澄みも期待できる馬だと思います。現状渡しノークレームノーリターンでの出品となります。ご検討の程、宜しくお願い致します。

【本馬についての現状説明】
普段の調教からレースにおいても入れ込みがきつく､飼葉を食べている割に身が付きにくく心身共に幼いところがありますので、もう少し落ち着いてくれば､もう少し走れる雰囲気はある馬だと思います｡（園田競馬・木村健調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※園田競馬場・木村健厩舎（兵庫県尼崎市田能）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
4月5日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：平井 克彦（インボイス登録あり）