メトロポリターナ(GB)　　牝４歳　　※地方競馬　在籍

メトロポリターナをご紹介いたします。

父Masar (IRE) は共同通信杯 (G3) を制したダーリントンホール (GB) など、日本でも多くの活躍馬が輩出するNew Approach (IRE) の産駒です。2歳時にソラリオS (G3) を制覇し、早くからその才能を示すと英2000ギニー (G1) ではSaxon Warrior (JPN) の3着に敗れますが、英ダービーでは先行策から押し切る王道の競馬でリベンジを果たし、父に悲願のビッグタイトルをプレゼントしました。

母ゴールデングローブは府中ステークス (1600万下(当時)) を制し、ヴィクトリアマイル (G1) ではヴィルシーナと0.4秒差の7着に健闘。本馬のおいのボックスオフィスはJRAダート1800m競走において２勝を上げており、2代母ゴールドサンライズ (USA) はゴールデンロッドS (G3) の勝ち馬で、3代母Seattle Dawn (USA) はデラウェアH (G2) を優勝。本馬は代々活躍馬が輩出するファミリーの出身となっております。

本馬は2023年11月25日、東京・芝1600m戦で行われた新馬戦においてデビューを迎えました。スタートを決めて外目の4番手からレースを進めると、直線半ばで抜け出して一旦は先頭に躍り出ますが、最後は後続勢に捕まり、0秒3差の4着でゴール。惜しくも敗れましたが、負かした相手のうち3頭がその後勝ち上がり、2頭が1勝クラス戦においても勝利。レベルの高いメンバー相手に、本馬も非凡な才能の片鱗を覗かせました。

初戦の内容から早期の勝ち上がりが期待された本馬ですが、その後2024年3月2日に右前第三中手骨遠位に顆部骨折を発症し、螺子固定術(螺子2本)を実施。その為、2024年6月まで休養を余儀なくされました。未勝利戦の終了期限が過ぎた為に、JRA復帰を目指して園田競馬へと移籍。転入初戦の2024年12月17日の1400m戦においては馬群のイン6番手からの窮屈な競馬となりましたが、4コーナーをスムーズに立ち回って直線を迎えると、上がり最速タイムの末脚で抜け出して見事初勝利を手にしました。

その後、2025年シーズンはこれまでに4戦を経験しましたが、3月20日のダート1400m戦において、出負けし、終始後方からの追走となってしまい、最後まで末脚を伸ばして追い上げましたが1秒9差の5着でゴール。このタイミングで、現状では早期のJRA復帰は難しいと判断し、今回の上場となりました。本馬はデビュー戦後に長期休養を挟んだものの、その後はコンスタントに出走を重ねており、中央・地方での6度の出走において、全て5着以内と堅実な成績を収めております。また、先月3月4日のダート1500m戦では2番手から先行馬を見る形で進めると、不良馬場をものともせずに直線での追い比べを制して2勝目を上げており、未だキャリア6戦と経験の浅い現状ながらも着実な進境を見せております。新天地で更なる経験を積み、活躍してくれることを願うばかりです。また、上述の通りの血統背景、そして最終出走時の馬体重が485キロと雄大な馬格を有しておりますので、引退後には繁殖牝馬としても魅力的な1頭ではないでしょうか。

なお、本馬の現状は以下の通りです。

・　両トモに皮膚病が認められます。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2024年3月2日右前第三中手骨遠位に顆部骨折を発症。同日に螺子固定術(螺子2本)を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
4月5日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）