エナジーグラン　　牡６歳　　※地方競馬　在籍

父のジャングルポケットはトニービンの産駒で、3歳時にダービーとジャパンCに優勝し2001年のJRA年度代表馬に選出されています。GⅠ2勝のほかに重賞を2勝し、皐月賞で3着、天皇賞（春）では2着に入っています。2002年から種牡馬入りしており、トールポピーが阪神JFと秋華賞に優勝したほか菊花賞馬オウケンブルースリ、エリザベス女王杯馬クィーンスプマンテ、春の天皇賞馬ジャガーメイル、秋の天皇賞馬トーセンジョーダン、秋華賞馬アヴェンチュラをはじめとする活躍馬を輩出。また地方交流GⅠではディアドムスが全日本2歳優駿、アウォーディーはJBCクラシックを制しています。

いっぽうの母系ですが、母のエナジーハートはJRAで2勝後に姫路で1勝。半姉のエナジーロッソが2勝後に障害で1勝、エナジーピエトラは1勝、エナジーハピネスは園田で2勝、エナジーループは金沢で4勝後に高知で1勝、半弟のエナジーポコアポコはJRAと園田の交流戦で各1勝後に浦和で1勝、半妹のエナジーフォルテは岩手で3勝をマーク。甥のエナジーガンツは今年2月に新馬勝ち、叔母のトップルビーはJRA2勝。遡ると3代母のセンゴクルビーは平地2勝後に障害で5勝し東京障害特別（春）を制覇。3代母の全妹には新潟記念を制覇しオープン特別2勝を含む8勝をあげたセンゴクヒスイがいます。

本馬は2021年11月13日の東京芝1600m新馬戦でデビューし5着。7戦目となった2022年6月19日の函館芝1200m未勝利戦で、中団の外追走から徐々に前との差を詰めゴール直前で逃げていた2着馬をクビ差交わして初勝利をあげました。
1勝クラスでは4戦目となった11月20日の福島芝1200m戦を差し切り勝ち。すると翌年1月の小倉・周防灘特別、2月の下関Sと3連勝で一気にオープン入りを果たします。
休養を挟みオープン入り初戦となった7月の福島テレビオープンでは13着でしたが、北九州記念9着、信越S6着と着順を上げていき11月の福島・みちのくSでは勝ち馬から0秒2差の4着に入りました。
昨年は始動戦となった4月の福島・モルガナイトSで10着に敗れると、その後も2ケタ着順が続き、3歳4月の未勝利戦（4着）以来のダート戦となった12月の中京・コールドムーンS15着をもってJRAから浦和競馬へ移籍します。
移籍初戦となった今年2月の浦和1500m戦では中団追走から伸びを欠き、1着から2秒3差の9着。そして4月3日の船橋1200m戦でも3コーナー過ぎから最後方となってしまい、そのまま3秒5差の殿9着に敗れています。
スピードはあるものの南関東の現級（A2クラス）では力不足が否めず、入替整理の都合から今回のオークションへ出品にいたしました。
元JRAのオープン馬であり、他場で条件や相手関係を変えてのリスタートに期待です。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
スピードは有りますが、南関東の現級では力不足が否めない現状です。他場で条件や相手関係が違えば変わり身があると思います。（浦和競馬・繁田健一調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ホースサポート櫻（茨城県稲敷市佐倉）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
4月8日（火）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) キャピタル・システム（インボイス登録あり）