テリオスミナ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のサンダースノーはデインヒル系のヘルメット産駒で、2歳時の仏G1クリテリヨムアンテルナシヨナルから3歳時の仏G1ジャンプラ賞、そして古馬になってからのドバイワールドC連覇と4年連続でG1を優勝。それも芝とダートの双方で制し、2020年から本邦でスタッドインしています。初年度産駒のテンカジョウが船橋の交流重賞マリーンCと園田の兵庫女王盃に勝利しJBCレディスクラシックでも3着。兵庫のミスターダーリンは園田ジュニアCで2着に入っています。なお産駒の活躍はダートが中心ですが、現3歳のベイビーキッスは今年に入り芝戦を連勝しています。

いっぽうの母系ですが、母のサッカーマムは未出走。半姉に京阪杯と北九州記念で2着のレディルージュ、秋華賞3着馬のリラコサージュ、また半兄にはシリウスSと交流重賞の名古屋大賞典に勝ったロードゴラッソがいるなど、きょうだいは8頭がJRAで勝利を収めています。甥のロードラズライトは4勝あげJRAオープン入り、ロードクロンヌは4連勝の後に今年のマーチSでは3着に入っています。2代母のトラヴァースシティは米G3インタバラHを制し、本馬の従姉妹フラワーパーテは伊G3ヴェルジェール賞の勝ち馬です。遡ると3代母のチェリージュビリーは米G3ネクストムーヴHに勝利しています。

本馬は2023年の北海道セプテンバーセールで616万円にて取引されています。
2025年1月13日の中京ダート1200m新馬戦でデビュー。馬体重は412キロでした。後方からのレースとなり、直線では出走メンバー中第2位の上がり3ハロンをマークするも10着。勝ち馬との着差は2秒0でした。
その後は休養を挟み3月22日の阪神ダート1400m戦から再始動。中団を追走し勝負処から追われますが、前との差は詰まらず1秒4差の10着に敗れました。中1週での出走となった4月6日の阪神ダート1800m戦では10番手からレースを進めたものの、徐々に位置取りが悪くなり1着から5秒3離された12着。タイムオーバーによる出走制限を課せられています。
前走後に関係者で協議した結果、今回のオークションへ出品することになりました。
地方のダートでリスタートして、使いつつ変わり身を待ちたいところです。なお前走は距離が長かった感があります。2走前の内容からも1400m前後で使っていければ前進が見込めるものと考えています。

なお、現在全身に皮膚病が見受けられます。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2025年5月6日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2025年4月6日（日）　2回阪神4日　2R　3歳未勝利　　ダ1800m（良）
　　　結果12着　　タイム1:58.5（1着馬からのタイム差5.3秒、5着馬からのタイム差2.9秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
4月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：鈴木 美江子（インボイス登録あり）