サヨノスピークロウ　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のタワーオブロンドンはレイヴンズパスの産駒で、2019年のスプリンターズS優勝馬。ほかにセントウルS、京王杯スプリングC、京王杯2歳S、アーリントンCを制し、朝日杯FSでも3着に入りました。2021年からスタッドインしており、現3歳が初年度産駒となります。これまでにパンジャタワーが新馬、京王杯2歳Sを連勝し、アーリントンロウは新潟芝1400mの2歳レコードを塗り替えると小倉2歳Sでも3着。JRAでは9頭が勝ち上がっており、6頭が芝、3頭はダートで勝利を収めています。また地方競馬ではこれまでに17頭が勝利するなど、産駒は芝、ダート双方で走っています。

いっぽうの母系ですが、母のナムカーンは未勝利。半姉のクリノソレイユは佐賀で1勝をマーク。2代母のウィザウトアトレイスは英G3リリーラングトリーSの2着馬で、仏G2ショードネイ賞では3着。遡ると3代母のスタープロファイルの孫に愛G3ラヴァラック＆ランウェイズフィリーズS2着のメニーカラーズがおり、同馬の仔には英1000ギニーと仏G1ロートシルト賞を制しBCジュヴェナイルフィリーズターフなどG1で4度の2着があるマザーアース、伊G2ドルメーロ賞勝ちのナイトカラーズ、愛G3バリーコーラスS勝ち馬のオーシャンジュエルがいます。

本馬は2023年の北海道サマーセールで1100万円にて取引されました。
2024年8月17日の新潟芝1200m新馬戦でデビュー。馬体重は448キロでした。スタートで後手となり後方2頭目からのレースを進めます。もっとも直線で追われてからも伸びがなく勝ち馬から4秒8離された18頭立ての17着敗退。レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられました。
11月の東京芝1400m戦で復帰。スタートは改善しましたが後方からの追走となり、4コーナーでは最後方の位置取りとなりました。直線でバテた馬を2頭交わしたものの16着。1着馬からは1秒6差でした。12月の中山ではダート1200m戦に使われ先行勢のやや後ろからレースを進めましたが、直線で伸びがなく2秒8差の14着敗退でした。
今年は3月23日の中山ダート1200m戦から始動し中団を追走しますが、追われてからじわじわとしか伸びず11着。勝ち馬からは2秒5離されました。
そして4月8日には川崎の1600m交流戦へ出走。9頭立ての4、5番手に位置取りましたが、勝負処から手応えが怪しくなり8着。勝ち馬とは3秒5差でした。
心身ともに成長途上の現状です。短距離ではスピード不足であり、距離を延ばすとスタミナ不足で、良化に時間を要しそうです。そこで地方のダートでレースを使いつつ良化を待つほうがいいとの判断から、今回のオークションへ出品いたしました。
なお本馬には旋回癖があります。

記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※有限会社和田牧場（千葉県成田市大栄十余三）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
4月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉岡 泰治（インボイス登録あり）