ディヴァンカドー　　牡３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のシャンハイボビーはハーランズホリデーの産駒で、デビュー5連勝でシャンペンSとBCジュヴェナイルを制覇してエクリプス賞最優秀2歳牡馬に選出。2014年からスタッドインしブラジル2歳牡馬チャンピオンのインフォサー、チリ2歳チャンピオンのココナッツボピーなど南米で5頭のG1ウイナーが輩出されました。またJRAでは外国産馬として走ったマリアズハートがリステッドのルミエールオータムダッシュに勝利。2018年からは本邦で繋養されており、大井のマンダリンヒーローがハイセイコー記念を制し米G1サンタアニタダービーで2着、シシャモフレンドは門別の重賞リリーCの勝ち馬です。

いっぽうの母系ですが、母のビクトリーレディーは笠松で4勝。半兄のサハラファイターは門別で2勝後にJRAで2勝し園田でも2勝、サハラヴァンクールは門別で2勝後にJRAで1勝、サハラドゥは岩手で3勝、プロセッラは船橋で1勝、半姉のタックドゥは門別と浦和で各1勝をあげています。伯父のトーセンベルボーイとローレルベルロードはJRAで3勝。遡ると3代母のブラッセルフラウからはフェアリーS3着のトーセンサニー、JRA2勝後に高知で二十四万石賞など重賞4勝を含む14勝したイッツガナハプンを輩出。またペルーのG1エルネストAパルド賞勝ちのランアンドデリヴァーも同じファミリーです。

本馬は2024年6月29日の函館ダート1000m新馬戦でデビュー。馬体重は482キロでした。スタートの出は良かったもののスピードに乗れず後方2頭目のレースとなります。直線でバテた馬を交わしたものの11頭立ての8着。1着馬からの着差は2秒3でした。連闘での同距離戦では1頭離された最後方から追走し、ラストで2頭交わして勝ち馬から2秒6差の9着に敗れています。
8月の札幌では距離を延ばしてダート1700m戦に出走。中団やや後ろよりからレースを進めるも3コーナーでは後方から2頭目となり、そのまま4秒6差の13着敗退。その後は成長を促すために放牧に出され、時間をかけて立て直されました。
今年4月8日の金沢1500m交流戦で復帰し後方からのレースとなり、出走メンバー第2位の上がり3ハロンをマークして5着。もっとも勝ち馬からは2秒3差でした。
スピード不足なのが否めない現状であり、地方で使いつつ良くなるのを待つほうがいいとの考えから今回のオークションへ出品いたしました。
前走でのラストの脚からも、成長して良化していけば変わってくるのではないでしょうか。
なお本馬は少し馬っ気が強い時があります。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※グリーンファーム甲南（滋賀県甲賀市甲南町新治）に在厩しており、預託料は11,000円/日（税込）です。
4月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：首藤 徳