イグニススピリタス　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

イグニススピリタスをご紹介いたします。

父はパイロ (USA) です。産駒はダート界を大いに賑わしており、史上初となる帝王賞 (Jpn1) 連覇の偉業を成し遂げたメイショウハリオは、昨年のJBCクラシック (Jpn1) では2着と好走し、先日行われた川崎記念 (Jpn1) も快勝。また、伏竜S勝ち馬のデリカダは、ブリーダーズGC (Jpn3) においてオーサムリザルトに次ぐ2着入着を果たしました。地方競馬においても、ベルピットがホッカイドウ競馬で6勝無敗、重賞5勝と圧倒的なパフォーマンスを披露。ダート界のトップスタリオンとしての地位を確立しています。

母スピリットレイクはJRA競走において芝・ダート双方の1200m戦を制した快速馬です。本馬のおばにはJBCレディスクラシック (Jpn1) の勝ち馬ファッショニスタや、JRA競走において3勝を上げたスモーダリング、いとこにはヒヤシンスS (L) を制し、全日本2歳優駿 (Jpn1) 2着入着を果たしたコンバスチョン、ヒヤシンスS (L) 3着のアンクエンチャブルなどがおり、本馬はダートへの高い適性を示すファミリーの出身となっております。

本馬は2024年10月20日の、東京・ダート1400m戦でデビューを迎えました。1番枠から先行争いに加わり、道中は3番手からレースを進めます。直線でも最後まで末脚を伸ばしましたが、勝ち馬の末脚に屈し2秒9差の5着でゴール。勝ち馬スナッピードレッサには離されたものの、次走のカトレアS (オープン) でも4着に好走した実力馬。2着馬とは0秒7差、3着馬とは0秒4差で本馬もゴールしており、初戦から掲示板を確保するまずまずの内容となりました。

その後2戦は敗れたものの、4戦目となる2025年3月8日の中山・ダート1200m戦では重馬場をものともせずに果敢にハナを奪い、レースを牽引します。4コーナーで2番手の馬に交わされたものの、最後までしぶとく抵抗し、勝ち馬と0秒9差、3着馬とクビ差の4着。3着入着まであと一歩まで迫り、改めてその実力を示しました。

前走の内容から更なる前進が期待された本馬でしたが、続く4月5日、中山・ダート1200m戦において、2秒差の10着。また、レース時に鼻出血を発症した事が判明し、1か月の出走制限の対象となりました。現状を考慮した結果、JRA競走での出走を諦め、この度の上場となりました。本馬はこれまでに2度掲示板を確保した実績の持ち主で、レースを重ねながら先行力を磨いてきました。新天地で更なる鍛錬を積み、秘めた才能を開花させて欲しいと願うばかりです。また、本馬の最終出走時の馬体重は480キロ、2戦目と3戦目は490キロと雄大な馬格を有しておりますので、上述の血統背景と併せまして、引退後には繁殖牝馬としても魅力的な1頭ではないでしょうか。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※2025年4月5日の競走中に鼻出血を発症。「鼻出血による出走制限（2025年5月5日まで出走できない）」を受けています。
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません（鼻出血の発症なく一走することで、転入が可能となります）。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。その他に特殊馬糧費の請求があります。
4月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）