トゥザヒロイン　　牝６歳　　※中央競馬　登録抹消

本馬は2021年9月18日の中山5R・2歳新馬(芝1800m)でデビュー。2戦目のダートで4着に入ると、4戦目の中山ダート1800mで初勝利を挙げました。以後もダート路線で活躍を続け、1勝クラスで3着3回、4着1回、5着1回と堅実な成績を残しました。1勝クラスの安定勢力として頑張ってきましたが4月12日の中山8Rで9着に敗れ、得意とする中山競馬場でのレースが秋までないことから、競走馬登録を抹消してオークションに出品する運びとなりました。

前記の通り1勝クラスを勝つことはできませんでしたが、掲示板に5回載る安定勢力で、その全てが中山ダートコースの良馬場と時計のかかるタフな条件でした。スピードが重視されるJRAでは勝ち切ることが難しかったものの、牝馬ながら前走538kgの雄大な馬格が示す通り、パワフルな走りは砂の深い地方のダートで本領を発揮することでしょう。6歳を迎えましたが、調教の動きを見る限り能力的な衰えは見られません。

父はマスターフェンサー、テオレーマ、ヤマニンウルスといったダートの重賞勝ち馬を送り出したジャスタウェイで、母トゥザハピネスは未出走馬ながらその母トゥザヴィクトリーはエリザベス女王杯を制して、ドバイワールドカップで2着に入った名牝。トゥザグローリー、デニムアンドルビー、トゥザワールドなど活躍馬が続出しているファミリーで、いまや日本の名牝系の一つと言って過言ではありません。

交流重賞2勝に羽田盃2着、東京ダービー3着に入って活躍中の現役馬アンモシエラもこのファミリーで、地方のダート適性の高さに疑う余地はありません。これだけの名門の出身で馬格にも恵まれているだけに、将来の繁殖候補としてもご検討いただけますと幸いです。


※2024年4月10日、右膝剥離骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6カ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。同月17日に手術を実施しています。

※2022年3月18日、右前橈骨遠位端骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6カ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。同年4月1日に手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
4月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：DMMドリームクラブ (株)（インボイス登録あり）