ブルーシンフォニー　　牡７歳　　※中央競馬　登録抹消

ブルーシンフォニーをご紹介いたします。

父はスクリーンヒーローです。3歳シーズンはラジオNIKKEI賞 (G3) で2着、セントライト記念 (G2) で3着となかなか重賞タイトルに手が届かなかったものの、4歳を迎えて本格化。アルゼンチン共和国杯 (G2) を優勝すると続くジャパンカップ (G1) を連勝で制し、見事G1タイトルを手にしました。種牡馬としてもモーリス、ゴールドアクターなどのG1勝ち馬に加え、数々の重賞勝ち馬を送り出しています。

母ブルーストーンはJRA競走の芝・ダートの1200m戦で計4勝を上げた実力の持ち主です。本馬の半弟ウィンストンは2歳未勝利戦を2戦目で勝ち上がり、おじのドーヴァーは、キャピタルSなどリステッド競走2勝の実績馬。いとこのデトネイションも中央ダート1800m戦で2勝を上げ、鳳雛S (リステッド) では5着に好走しているなど、本馬は近親に活躍馬を数多く抱えるファミリーの出身となっております。

2020年6月21日、東京・芝1600m戦でデビューを迎えた本馬は、隊列7番手からレースを進め、直線では外に持ち出されるロスがありながらも、上がり最速タイムの末脚を繰り出して先行勢を差し切り、見事なデビュー勝ちを収めました。勢いそのままに、次戦は8月30日、新潟2歳S (G3) に出走。後方7番手のポジションから3-4コーナーにかけて3番手まで押し上げて直線での押し切りを狙いましたが、最後は勝ち馬との決めて比べに屈し、0秒3差の2着でゴール。惜しくも勝利は逃したものの、初の重賞挑戦ながらに入着を果たしました。

その後は重賞を中心に出走を重ね、2021年1月30日に行われたクロッカスS (L) では5着に入着を果たすなど着実な進境を見せていた本馬は、自己条件に戻った6月19日の相模湖特別 (2勝クラス・東京・芝1400m) において2着に入着すると、その後も特別戦で2着、3着と差の無いレースを続けます。そして、翌2022年5月7日の東京・芝1400m戦において、スタートからハナを奪って直線を迎えると、上がり3位の末脚で後続を振り切り、待望の2勝目を手にしました。

その後は3勝クラスで計22戦を消化。3度の3着入着を果たし、その他のレースでも大きく離されることは少なく、堅実な成績を残していましたが、新たに勝ち星を上げる事は叶わず、この度新たな活躍の場を求めての上場となりました。2023年3月5日の戎橋S (3勝クラス・阪神・芝1400m) では、後にリステッド競走を制した勝ち馬メイショウシンタケとは0秒2差、同じくリステッド勝ち馬となった2着馬ボルザコフスキーとはアタマ差の3着に入着。また、残りの2度の3着はダート1200m戦でのものと、本馬は準オープンクラスにおいても芝・ダート双方で上位争いを繰り広げておりました。これまでにコンスタントに出走してきたタフネスさも活かして、新天地でもう一花咲かせて欲しいと願っております。

なお、本馬は2023年7月に喉頭片麻痺が確認されたため、タイバック術と声帯切除術を実施しております。

何卒ご検討のほど、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※吉澤ステーブルEAST（茨城県稲敷郡阿見町大形）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。その他に特殊馬糧費の請求があります。
4月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)（インボイス登録あり）