アカイツキ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のアメリカンペイトリオットはウォーフロントの直仔で、米G1メイカーズ46マイルSを制しセクレタリアトSでは3着。2018年から本邦でスタッドインし、初年度産駒からスプリングSを逃げ切ったビーアストニッシドや葵S3着のブレスレスリーなどを輩出。その後もシルフィードレーヴが小倉2歳Sで3着、ラケマーダは小倉大賞典で3着に入っています。ダートでは高知所属のグラインドアウトが佐賀の花吹雪賞とル・プランタン賞に勝ち交流重賞の関東オークスでは3着、JRAのタガノマカシヤは交流重賞のJBC2歳優駿で3着。産駒は芝、ダートを問わない活躍を見せています。

いっぽうの母系ですが、母のピサノグレースは未勝利。半兄のホイールバーニングがJRA3勝後に名古屋で1勝、ブルースブレイカーはJRA1勝後に地方競馬で2勝、半姉のテリーヌが2勝、ジョウゲンノツキは1勝、ピサノベルベットはJRA1勝後に金沢で1勝、エメラダもJRA1勝に高知で2勝をマーク、ほか3頭が地方競馬で勝利しています。2代母のブルックリンハイツは5勝、遡ると4代母スノーシヨツトの仔に重賞時代のスプリンターズSに勝利したシンウルフがいます。また5代母の健宝は1962年の桜花賞馬で、その孫のナリタハヤブサはフェブラリーHなどを制し1991年の最優秀ダートホースに選出されています。

本馬は2025の1月13日の中山ダート1200m新馬戦でデビュー。馬体重は500キロでした。中団のインからレースを進めましたが、徐々に位置取りが悪くなり16頭立ての14着での入線。1着馬から3秒9差でした。
中1週の中京芝1400m戦では中団の外目を追走も、追われてから伸びがなく殿の18着敗退。勝ち馬から4秒0離されており、タイムオーバーによる出走制限を課せられています。
4月6日の阪神ダート1200m戦で復帰し、スタートはまずまずでしたがスピードに乗れず中団からのレースとなり16頭立ての11着。そして4月19日の中山ダート1200m戦では中団のインを追走もラストで伸びなく1着から3秒3差の13着。レース後に３走成績による出走制限を課せられています。
ここまで4戦を消化しましたが、スタートを決めて流れに乗れてもスピード不足なのが否めないレースが続いています。そこでJRAで続戦するよりも、地方でリスタートしてレースを使いつつ力をつけていくほうがこの馬にとっていいとの考えから今回のオークションへ出品いたしました。
環境を変えて使いつつになるかと存じますが、地方で力をつけていって欲しいところです。

なお、現在全身に皮膚病が見受けられます。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。皆様には、現状をご理解いただき、不安のある方は必ず事前に獣医検査を受けるなど、ご納得をいただいた上でのご検討、ご入札をよろしくお願いいたします。


※ゆう癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は10,450円/日（税込）です。
4月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：二口 雅一