トゥルプ　　牝３歳　　※中央競馬　登録抹消

父のデクラレーションオブウォーはウォーフロントの産駒で、英G1クイーンアンSとヨークインターナショナルSに優勝し、エクリプスSでも2着。2014年から種牡馬入りすると仏2000ギニー馬オルメド、米G1ソードダンサーSを連覇したグーフォ、ブリーダーズCジュヴェナイルターフ勝ち馬ファイアアットウィルなど、これまでに7頭のGⅠウイナーを輩出しています。2019年からは本邦で供用されており、タマモブラックタイがファルコンSに勝利し、セットアップが札幌2歳Sを快勝、またトップナイフはホープフルSや札幌記念で2着に入っています。さらにシランケドが今年の中山牝馬Sを制しました。

いっぽうの母系ですが、母のテンプルツリーは1勝。伯父に地方競馬所属ながら京成杯と盛岡の重賞ジュニアグランプリを制し東京スポーツ杯2歳Sでは2着のプレイアンドリアル、叔父にはニュージーランドTに勝ちダービー卿CT2着のエエヤンがいます。遡ると5代母のケイティーズは愛1000ギニー馬で、同馬からはエリザベス女王杯と阪神3歳牝馬Sに優勝のヒシアマゾン、スプリンターズS勝ち馬スリープレスナイト、ジャパンCなどGⅠ3勝のアドマイヤムーン、3歳時に皐月賞、天皇賞（秋）、有馬記念を制したエフフォーリアをはじめとする活躍馬が輩出されています。

本馬は2024年8月17日の中京ダート1800m新馬戦でデビュー。馬体重は466キロでした。ゆったりとしたスタート前半は後方からのレースとなりましたが、向正面で徐々に前に進出し5番手の外で直線を迎えます。もっとも直線では伸びがなく勝ち馬から6秒1離された11着敗退。レース後にタイムオーバーによる出走制限を課せられました。
12月の京都ダート1400m戦で復帰しますが、ゲートで後手となり後方追走となります。直線でも前との差は詰まらず2秒8差の14着に敗退。
今年は3月の阪神芝1600m戦から始動。中団のインからレースを進めるも追われてから伸びがなく12着。1着馬からは2秒0差でした。
そして4月13日の福島芝2600m戦では後ろから3頭目の位置取りでしたが、2周目3コーナーからは最後方となります。直線で1頭交わしたものの1着から4秒6離された15着に敗れています。
デビューからの4戦、条件を変えてレースを使ってきましたがJRAではスピード不足なのが否めない現状です。そこで地方のダートで使いつつの良化に期待して、今回のオークションへ出品いたしました。
地方の環境でリスタートしての変わり身に期待です。

なお、本馬は4月17日（木）開催のオークションで取引され、19日（土）に高知競馬場へ移動。20日（日）に馬場入りしダク1周・軽目のキャンター2周の調教後、左前屈腱部、及び右前球節部に腫れを確認。獣医の診察、検査を受け「左前屈腱部の損傷は無かったものの、右前球節炎（軟腫あり）」と診断され、関係者での協議の上、今週のオークションへ再出品となりました。しばらく休養が必要な状態です。現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いし、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。

記載内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。落札後の記載事項に関するキャンセル、落札から一週間以上経過後のキャンセルおよび価格交渉には一切応じられません。また、現状に不安がある方は現在厩場所で獣医検査を受けるなど、必ず事前に状態把握およびご納得をいただいたうえでのご入札を重ねてお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※高知競馬場・田中伸一厩舎（高知県高知市長浜宮田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
4月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株) GET NEXT（インボイス登録あり）