ホウオウマリアン　　牝４歳　　※中央競馬　登録抹消

父のマツリダゴッホはサンデーサイレンス直仔の有馬記念馬。ほかにオールカマーを3連覇するなど重賞通算6勝をマークし、2010年からスタッドインしています。初年度産駒のウインマーレライがラジオNIKKEI賞を制し、その後もロードクエストが新潟2歳S、京成杯オータムH、スワンSと重賞を3勝しNHKマイルCでも2着。さらにマイネルハニーがチャンレジC、クールホタルビはファンタジーS、リンゴアメも函館2歳Sで重賞制覇を果たし、アルマワイオリは朝日杯FSで２着。また地方競馬ではコスモリョウゲツが盛岡の芝重賞オーロC、コスモナーダムは名古屋の重賞・新春盃に勝利するなどしています。

いっぽうの母系ですが、母のホノカは3勝。2代母のヴイプラドは2勝、伯母のジョープラチネラが1勝したほか母のきょうだいは7頭が地方競馬で勝利をあげています。遡ると4代母のスティフブリーズから米G1アシュランドSとハリウッドスターレットSを制し、BCディスタフをはじめG1で3度の2着があるエローラヴ、愛G3ラークスパーS2着のウィンズオヴウィンター、米G3ナッソーカウンティS2着のザールライト、米G2アスタリタS3着のセレステシエロ、亜G2ギジェルモケミス賞3着のヴァーティジナスなどが輩出されており、本邦でオープン特別2勝のミッドタウンも同じファミリーです。

本馬は2024年2月4日の東京芝1800m新馬戦でデビューし11着。スタートを決め2番手からレースを進めましたが、直線で伸びがなく勝ち馬から1秒3での入線でした。4月の福島芝1200m戦では中団追走も徐々に位置取りが悪くなり、1着馬から1秒1差の殿15着敗退。6月の東京ダート1600m戦では好スタートから逃げたものの、直線で交わされてからは下がってしまい2秒0差離された10着でした。そして7月の福島の福島芝1200m戦で中団追走から10着に敗れると３走成績による出走制限を課せられ、笠松競馬へ移籍します。
笠松への転入から2戦は5着、2着でしたが10月8日の1400m戦で2番手追走から3コーナーで先頭に立ち、そのまま後続に5馬身差をつけて1着。移籍3戦目にして初勝利をあげました。中1週の同距離戦では4着も、11月15日の1400m戦では再度3コーナーから先頭に立つレース運びで1着。2着以下に4馬身差をつけ2勝目をマークしました。そして今年1月の笠松1400m戦を逃げ切って3勝目。JRAへの再転入要件をクリアしました。
4月19日の福島ダート1150m戦から再始動も、中団追走から伸びを欠き殿16着。1勝クラスでは力不足なのが否めず、頭数整理の都合もありオークションへ出品いたしました。
笠松での内容からも、地方でリスタートすれば活躍してくれるものと考えています。

以上、記事内容を十分に熟読、ご理解いただき、現状有姿、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。皆様には、現状をご理解いただき、不安のある方は必ず事前に獣医検査を受けるなど、ご納得をいただいた上でのご検討、ご入札をよろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※株式会社ストローファーム（茨城県稲敷郡阿見町大字上長）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
4月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：小笹 芳央（インボイス登録あり）